2月26日、中部地方某所。
姫を求めて辿り着いたのは何の変哲もないストリーム。
網を入れてみるも、入るのはモンカゲロウや大量のガガンボみたいな気持ち悪いやつばかり。
その後はアブラハヤやコオイムシ、ドジョウなんかも追加。
そして諦めかけていたところでやっと姫の登場。
ヒメドジョウ Lefua costata
本州在来のホトケドジョウには見られない黒く明瞭な縦条が体側に入っており、かっこいい。
結局粘りに粘ってもこの1個体しか捕れず、場所を移動。
するとどうでしょう。網を入れた途端に大量のヒメドジョウが。こんなにおるんかい。
小さめの個体が大半でした。
↓の個体は中でも大きかった個体ですが、先ほどの地点のものと比べて縦条が不明瞭ですので、♀ということでしょうか。
その他、モツゴやカワヨシなども確認。
北海道にはヒメドジョウに似た比較的近縁のエゾホトケドジョウが分布しているそうですので、そちらも見てみたいものです。
ということで、「日本のドジョウ」図鑑発売記念のヒメドジョウ記事でした。
なんだかんだまだ“ドジョウ”以外のドジョウ類(キタドジョウ(新称)やカラドジョウなど)って自分で同定して確認したことがないので、見てみたい。
今年はドジョウ図鑑に便乗して色んなドジョウに出会いたいものです。