九州一周の旅1 2020/09/25

昨年9月末に1週間ほどかけて、後輩と二人で九州一周遠征に行ってきました。

9/25

9:25 鹿児島空港

鹿児島空港

鹿児島空港

セントレアから鹿児島へ。福岡へ飛ぶか鹿児島へ飛ぶかの2択でしたが、往復が安く買えたのが鹿児島だったので鹿児島発着となりました。

今回使用したのはハッピーレンタカー。とても安いけどちゃんと空港送迎もあり。

ハッピーレンタカー

ハッピーレンタカー

そして薩摩半島へ。
鹿児島(九州本土)は南西諸島に行った時の経由地として来たことはありましたが、その時は鹿児島市街にしか行ってないので、初めてのエリアばかりです。

桜島

桜島
12:06 小牧

指宿市小牧地区へ。ここには道の駅いぶすきがあります。

小牧入口

Komaki Ent.

昼食は小牧食堂へ。

道の駅いぶすきの小牧食堂

小牧食堂

小牧地区に伝わるというさば節を使用したみそそばをいただきました。

道の駅いぶすき小牧食堂のさば節みそそば

小牧さば節みそそば
川や水路

ゴマフエダイの幼魚は奄美の川でも一回見たことがある

ゴマフエダの幼魚Lutjanus argentimaculatus

ゴマフエダイLutjanus argentimaculatus

 海が近いんだなあってのを感じる面子。

コトヒキTerapon jarbua

コトヒキTerapon jarbua

今回の本命はこちら。

指宿市のスリコギモーリー Poecilia mexicana

スリコギモーリー Poecilia mexicana

スリコギモーリーです。モーリーはグッピーの仲間で、国内では温泉地周辺の温かい水域に何種か定着しているようです。
今回本種を捕った川も見た目は普通のその辺にありそうな川だったんですが、水温を測ってみるとすごい数字。ぬるくて違和感がすごかった。

温泉地の河川の水温

水温32.7度

そのほか、チチブやティラピア、ガザミなんかもいました。

15:00 特別天然記念物ヒルギ群生北限地

リュウキュウコウガイ/メヒルギ

特別天然記念物 メヒルギ群生北限地(リュウキュウコウガイ)

ヒル

 メヒルギはリュウキュウコウガイとも呼ばれているらしい(果実が「琉球のこうがい=かんざし」に似ているところから)。メヒルギの自然分布は東南アジアから南西諸島(奄美大島屋久島、種子島等を含む)および薩摩半島までで、今回訪れた喜入の群生地は北限地であり、高さは2m程度に成長するとのこと(南西諸島では4~7m程度に成長する)。自生北限地帯として国の天然記念物に指定後、特別天然記念物にも指定されているようです。以上、現地の看板より。

川の近く

なんか後輩が現地で言ってた情報をそのまま書いておく(合ってるかはさっぱり分からないので保証できません。)

ヘラシダ Diplazium subsinuatum

ヘラシダ Diplazium subsinuatum

クワレシダ Diplazium esculentum

クワレシダ Diplazium esculentum

想像以上に深くて流れが速くて探していたものは見つからない。

九州に移入・定着しているギギ Tachysurus nudiceps

ギギ Tachysurus nudiceps

お?九州ということはアリギバか?と思ってよく見てみたらギギだった。調べて見ると、たしかに九州の一部河川には移入定着しているよう。なるほどなあ。

水路

目的のものは見当たらなかったけど、とりあえずタカハヤがいたので水中撮影。

タカハヤ Rhynchocypris oxycephala jouyi

タカハヤ Rhynchocypris oxycephala jouyi

そして深夜1時ごろ、福岡県内の道の駅まできて初日終了。
初日から鹿児島→熊本→福岡はさすがに飛ばし過ぎである。

つづく