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8:50 全家便利商店 中壢外環店
全家便利商店とは,その名の通りファミマの事です.朝食はファミマで済ませました.
おにぎりは大体なんの具なのか分かるけど,パンみたいに日本でカタカナが多用されてるジャンルは解読が難しい.というのも,外来語(英語)に対して当て字で漢字を付けていると思われる言葉も多いためです.そういう言葉は字の意味を考えてもかえって分からなくなってしまうので,意味ではなく読み方から推測しないといけない.
ちなみに写真の火腿乳酪麺包は,もうなんだったのかは覚えてないですがたぶんハムチーズパンって書いてあるんだと思います.チーズは起司って書いてあったりもしますよね.どういう違いなのかはよく分からない.麺包がパンって意味なのは,まあ知らなくても商品を見ているうちになんとなく察しはつきます.
10:32 烏來
この日は新北市の南部に位置する烏來という地域に来ました.この辺りは内陸部で,かなり自然が豊富らしい.実際来てみたら青々としていて良い景色です.
道路沿いの湿った岩盤を覗いてみたらなんか色々虫がいました.
緑色の模様が入っていて綺麗.
岩盤の苔といったらナガアシかなんかのヒメドロだよなってことで,網を置いてみたところ,ほんとにいました.
素人なのでこれがナガアシドロムシなのかは知りませんが,台灣ではこの属は卵身長角泥蟲って言うらしいですね.
そして道路沿いの沢の水が溜まったところを覗いてみると,まさかの魚影が.
この道路は大きな谷の斜面を走ってるので,本川までは急斜面だし,この沢も水涸れてるし,なんでこの水溜りに魚おるん?っていう感想.不思議に思いながら,この沢を登って行くことに.
登って行くと水が現れました.とてもいい雰囲気ですなあ.
そして沢の水が溜まっている緩流部を見ると,ここにも魚影が.おそらくさっきと同じ種でしょう.とりあえずカメラを沈めて見ると,その姿が露わに.
なんだこのカワムツみたいな魚は.調べてみると,
台灣鏟頜魚(クチマガリ)Onychostoma barbatulum というコイ科魚類のようです.この魚,なんと数十センチサイズに成長するということで,大きくなったらどんな感じになるのか非常に気になるところです.谷の本川のほうにいけばもっと大きな個体がいるんでしょうか.この沢の個体群はたぶんそこまで大きくならずに繁殖している気がします.
日本で最も上流に生息すると言われるタカハヤですら,今回訪れた沢は生息できないのではなかろうかという地形でしたので,こんなところにコイ科魚類がいたというのは驚きです.
靴で来ていたので沢に入れなかったんですが,川虫網を片手に,もう一方の手で石を投げこんで追い込んだら簡単に網に入りました.ちょろい.
なんかめっちゃ細長いツヤドロムシっぽいのもいました.ちょっと赤いのも1個体混じってた.
15:20 五重溪瀑布
先ほどの沢からどんどん下る方向に移動していき,滝のところで停まってみました.ほかにもいくつか滝の看板があった記憶.
なんか鳥が飛んでたり,色々植物教えてもらったりしたけど,まあ覚えてないんで何もここには書けないです.
16:40 加九寮吊橋
さらに下ったところで散策.
川沿いの道を歩いていると前方に犬出現.野犬ではなさそうだけどリードがない犬というのはとてつもなく怖いものですので,容易に進めない.本遠征最初の犬とのエンカウント.以後この遠征では犬との熾烈な争いが何度か登場することになります.
そして帰り道.台灣名物・街中を走る大量のバイクの洗礼を受けてしまいました.赤信号で最前にいるともう最悪です.次々に後ろからバイクがやってきて取り囲まれます.バイクに遠慮しているともう動けなくなってしまうので,思いきりが大切です.
19:40 鴻海釣具
晩飯を食べに行く道中に釣具屋があったので入ってみました.
謎の日本語の商品が沢山あって面白い.
太刀魚粉 沾 ヅェームズバウダーという,最高に訳の分からない言葉が書かれたこの粉をサークルメンバーへのお土産に買いました.
こちらは謎の液体が多数並んだコーナー.
スーパーパワーをはじめとして,得体の知れない怪しげなものが多数.
20:20 清心福全 民族店
釣具屋の隣にあった店でタピ.
今回の珍珠奶茶(タピオカミルクティー)は去冰(氷なし)の少糖のMサイズです.
21:00 中壢觀光夜市
ふたたびやって参りました,夜市.
好評につき,爆漿地瓜球とスイカボーイが入れてくれる西瓜汁をリピート.
刈包という,台灣ハンバーガーと呼ばれているらしいやつも食べました.
あとはヒシを買って食べたりしつつ,台湾啤酒(台湾ビール)の色んな種類のビールを各々で買ったり.
23:20 頂好超市 Wellcome 平鎮二店
この日最後にやってきたのは,地元の超級市場.これはスーパーマーケットという意味でして,まあそのまんまですな.
日本でも地方に行ったときはその地元のスーパーに行くと色々あって楽しいので,これは台灣に来ても同じだろうということで商品を見に来た次第.
台灣での信州の知名度高そう.
あらゆるジャンルに日本産の商品があるので,台湾に来ても普通に日本食での生活ができそう.色々充実してます.
やはり日本よりもこういう調味料は種類が豊富.何が違うのか見ても分からない.コマキラー油として知られるラー油も本場なのでいくつか種類がありました.
しれっと混ざるお馴染みのお茶.
日本から輸入したわけでもないし日本関係ないけどとりあえず日本語使っとけばええやろ,みたいな商品もやっぱり多いですね.そういう商品は日本語が微妙におかしいので日本人目線で見るととても面白い.
さて,そんな感じで宿周辺の散策も終えました.この日で北部拠点での生活は終了,翌日は南部へ向けて大移動となります.
つづく
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