多摩川水系魚類採集 11/25

昨日は川に行ってきました。部活でです。

行ったのは、過去に訪れたことのある場所。
いろいろとしたので、現地に付いたのは正午頃。飯を食べ、川へ。
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川は、冷たい。寒い。やばい。
昨日は今シーズン一番の冷え込みだったこともあり、勿論川は冷たかったわけです。特に昨日行ったところは普段から水温の低めな川ですのでなおさら。
なぜかウェーダーが見つからないので、最近はサンダル装備で頑張っているところで、昨日もそうでした。この冷たさは久しぶりのもので、とうとうこの季節が来たか、と思わせられました。
ウェーダーをもう履くのは別にいいとは思いますが、やはり、一度この冷たさを肌で感じておかないと冬を乗り切れないんじゃないすかね。そんなことはないですが、まぁ。

このレベルの冷たさになると、魚たちも確実に動きが夏とは異なります。と言っても、そこまで簡単に捕れる様になる訳ではありません。
動きというよりは過ごしている場所の方が変化があるかもしれないです。

で、何がいたかと言うと、主にカワムツ。あとはウグイ、アブラハヤがカワムツに混じって捕れました。
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カワムツ Nipponocypris temminckii 


あとはギバチがけっこういました。最近5cm前後サイズのギバチがかなり多く捕れる様な気がします。
魚以外だと、ツチガエルがかなり沢山いました。もう冬眠しているようで。

1時間弱採集してこの場所での採集は終了。
移動。

ちょっと下流へ。こちらも魚影はかなりある。
川に流れ込む支流は前に来た時けっこう魚がいたので、行ってみたのですが、なんだか草が大量に茂っています・・・。
ちょっとテンション高めだったので他の人が若干引き気味の中突入。
一応アブラハヤ成魚などが捕れました。
ただ、その先が問題だった・・・
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ぎゃあぁぁ。やられた。
様々な種類のひっつき虫(部内での俗称:地雷)にやられました。
さらにふと網を見ると大きな穴が・・・・・・
もう嫌だ・・・。なんだかかなり萎えましたが、もうここまで来たら引き下がるわけにも行かない。本流に移動。
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このころ、もう川の冷たさはあまり気にならなかったです。それどころではなかったというのもありましたので。

本流では、前の場所では見なかったオイカワがいたというの以外は大体同じ顔ぶれ。
スナヤツメ(北方種or南方種)が3,4匹捕れたのはけっこう大きな成果でした。

寒かったりどたばたしてたりしてちゃんと写真は撮ってませんが一応貼っときます。
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アブラハヤ Rhynchocypris lagowskii
この辺りでは以前からタカハヤは見られません。アブラハヤオンリーです。昨日もそうでした。

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上:カワムツ Nipponocypris temminckii 
下:ウグイ Tribolodon hakonensis


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スナヤツメ 北方種又は南方種 Lethenteron sp.
この個体まだ口の形が吸盤状になっていなかったので、変態中ということなんでしょうか。

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この場所での成果の一部
大きな個体は大体カワムツです。

そんな感じで昨日の採集は終了。
昨日の場所は実は私の好きな地形、環境の場所ばかりだったので、もうちょっと長くやっていたい気もしました。またいつか来るでしょうから、そのときにでも。

採集後は一部の人で、行きつけの(にしようとしている)店でボリュームたっぷりの夕飯。

【成果】(個人)
・オイカワ・・・幼魚多数
カワムツ・・・100ちょっと
・ウグイ・・・20前後
・アブラハヤ・・・15前後
・ギバチ・・・6
・ヒガシシマドジョウ・・・3
・ヤマメ・・・1
・カジカ大卵型・・・1
・スナヤツメ北方種or南方種・・・3