大規模な干拓事業の当時のことや今起こっている問題について詳しくやっていた。
この事業によって生じる環境影響の評価をする「環境アセスメント」は、事実と異なる「嘘」が書かれていた。
当時調査・評価をした専門家は有明海に悪影響が出ることを指摘していたのにもかかわらず、国はそれを無視したのだ。
今農民と漁民との間で開門の是非をめぐって大きな対立が起こっている。裁判所の開門を命じる判決に対し国が上告を断念したことでさらに激化している。
そんな過去の大規模公共事業が引き起こした環境破壊、地元住民の対立はどうすれば解決できるのか。
個人的には開門には賛成だけど、政府が開門に伴って生じる農家への問題解決をしっかりしないと国の思い責任は果たせないと思った。