2018夏 記録的高温

2018年7月から8月にかけて続いた記録的な高温まとめ

岐阜県内の38℃以上を観測した地点の最高気温推移(2018年7月11日~8月17日)
(観測地点の位置は記事下部)
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異常.

予想最高気温が38℃以上じゃないとヤバいと思わなくなる程度には皆感覚がおかしくなっていた,そんな平成最後の夏.

岐阜県内でこれまでに40℃以上を観測したのは
多治見 40.9℃ (2007年8月16日),40.8℃(2007年8月16日)
美濃 40.0℃ (2007年8月16日) のみでしたが,
今年だけで40℃以上を美濃で4回,多治見で4回,金山で2回観測.
美濃と金山では41.0℃を観測し,岐阜県内での最高気温を更新.
そのほか,県内各地で7月,8月,観測史上最高の値を更新し,近年経験したことない暑さであったことがわかります.
特定の地点だけが暑いというよりは,美濃地方が広く熱波に襲われていたことが上の表からもわかります.

岐阜(気象台)では7月11日から8月16日にわたって最低気温が25℃以上の熱帯夜が続き,7~8月のうち計49日間が25℃以上でした.

国内最高気温は熊谷で41.1℃を観測し,こちらも記録を更新.
これまで40℃以上の世界には縁のなかった東京勢青梅や,ギリギリ超えてこなかった名古屋なども今回記録を更新.

◇国内最高気温ランキング(2018年11月現在,気象庁観測)
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岐阜県 38℃以上を観測したアメダス・気象台の位置
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