“まちを洪水から守るための床固め改築工事”

題名が良くわからないと思いますが、今日は数日前に行った浅川での工事の様子を書きます。
前に八王子市内の浅川の記事(→前編後編)を書きましたが今日はその下流の日野市内の浅川のことを書きます。
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↑浅川下流の地図(地図をクリックして拡大)
 
今回訪れたのは地図のの周辺です。
 
中央図書館下湧水群・豊田用水
本題の前にまず近くにある「東京の名湧水」に指定された中央図書館下湧水群に行った。
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水中に生き物はいなさそうな感じだった。
ここの湧水は近くを流れる豊田用水に流れ込んでいた。
そこに50匹はいるであろうコイの大群・・・
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豊田用水
なぜか豊田用水は濁っていた。
 
浅川
この後浅川へ。
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浅川(平山橋より)
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平山橋
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大規模な工事をしている。ちょうど工事をしているところは工事以前水が流れていて、タモロコ、モツゴ、メダカ、アブラハヤ、そして大量のフナがいたところだが非常に残念なことに埋め立てられた。
さっきの豊田用水はこの辺から水を取り入れているようなので濁っていたのはそのせいだろう。
工事は2~3月に終わるみたいなので今後も様子を見守って生きたいと思う。
浅川は水の流れも変わり、大きなコイぐらいしか棲めないようなところも多くなった。コイは超たくさんいた。この日見ただけでもコイは合計200,300匹はいただろう。
昔カジカがいたところも埋め立てられたし、魚がたくさんいたところが見事に埋め立てられてしまった気がする。
「まちを洪水から守る」こともかなり重要だと思うが(浅川では堤防決壊が過去に何度か発生している)、川の生態を前もって調査し、分析し、配慮した工事なのかというとそうは思えない。
この工事はそもそも国土交通省関東地方整備局京浜河川事務所多摩出張所が発注した工事です。
 
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濁った水の中カモはいそがしそうだった。
河原ではカワセミの写真を撮るために数人の方が集まっていた。