計画停電の実態

 
お知らせ 明日は全てのグループで実施しないことを発表しました。(東電)
 

 
最近、足立区や荒川区でしか東京23区内で実施されていないことが話題になっていますが、実施されない地域は「東京21区」だけではありません。
僕は多摩地域内での停電の実施状況について各市町村のHPで確認してみました。
ちなみに東京電力に電話で問い合わせようとしましたが何回かけてもつながらなかったです。
 
調べた結果、下の図のようになりました。
 
多摩地域における計画停電の実施状況(26~27日調査)    下画像クリックで拡大
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※実際と異なる場合が考えられます。
 
計画停電のグループに属している地域と属していない地域で分けられますが、グループに属していても「当面の間実施されない」地域があります。対象に入っていても、実際には行われない地域があるのです。(急に電力が不足する事態になったときはこの地域でも実施する可能性がある。)
上図の赤い部分は、対象外と、今書いた当面の間実施しない地域をまとめたことになります。
図を見ると東京都区部に面した市では実施されないことになっています。さらに区部から離れた地域でも実施しないところが有ります。
さらに上の図の赤い地域以外でも実施されていないところがたくさんあるようです。
 
東電は「国民の基本的生活レベルの維持に大きな影響を与える鉄道用変電所などの一部の施設」やその周辺で実施しないことを各自治体に通知しているようですが、実際はどうなのでしょうか。
 
正直、影響のある施設周辺を除いた停電と言うわけではなく、矛盾しているのが現在の状況だと思います。
 
あと、東電は今日からこれまでの5つのグループを細分化して発表、実施し始めましたが、これで不公平尾生じないようにするとしていますが、果たしてこれで不公平な点は解消するのでしょうか。グループによって実施状況が違う上、グループの中でも回数に大きな差がすでに発生していますが、いくらか解消はされると思いますがやはり今のやり方を根本的に変えないと駄目なのではないかと思います。
 
今東電が行っている計画停電は暫定的なものであり、今後改善されることを信じております。