航空機モニタリング 関東全域の結果明らかに

以前群馬県の結果について書きましたが、その後9月29日に埼玉県と千葉県が、10月6日に東京都と神奈川県の結果がそれぞれ明らかになりました。
 
・測定実施日 埼玉県・千葉県・・・9月8~12日
         東京都・神奈川県・・・9月14~18日
・航空機・・・民間ヘリコプター
 
そして、これまで測定されてきた地域をまとめた結果は以下の通りになっています。
 
●地表面から1m高さの空間線量率
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●地表面へのセシウム134、137の沈着量の合計
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新たに結果が出された南関東では、以前から明らかになっていた千葉県北西部を中心とした地域での汚染状況がデータとして明らかになったほか、埼玉県西部から東京都多摩西部を中心とした地域も比較的汚染されている事が分かりました。
 
東京都内では、以下のような空間線量率となっています。
 
 
●東京都内の地表面から1m高さの空間線量率
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西多摩郡奥多摩町の北西部や葛飾区北東部では毎時0.2μSvを超える地域があります。また、多摩地方の山地では広範囲が毎時0.1μSvを超えています。
 
●東京都内の地表面へのセシウム134、137の沈着量の合計
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奥多摩町の、埼玉県との県境付近では1㎡あたり10万~30万Bqの地域があります。山地や葛飾区・江戸川区などでは1㎡あたり1万Bq以上の地域が広がっています。
 
今後は関東以西の県などでも測定が行われていきます。
 
図は文部科学省ホームページより 
下記URLに記載されています。
 
文部科学省による埼玉県及び千葉県の航空機モニタリングの測定結果について
 
文部科学省による東京都及び神奈川県の航空機モニタリングの測定結果について