2010-12-04 モツゴ 生物-魚類-コイ科魚類 モツゴ 持子 モツゴは、川の流れの緩やかなところや池沼に生息する魚で、フナやタモロコ、ミナミメダカ等と一緒に捕れることが多いです。多摩川では中流域を中心に分布しています。 関東などでは、口が小さいので「クチボソ」と呼ばれます。タモロコと混同して呼ばれることも少なくありません。そのタモロコとの大きな違いは、口ヒゲの有無です。モツゴには口ヒゲがありません。ムギツクにも似ていますが、これも口ヒゲの有無などで見分けられます。 体側には黒い縦条があることが多いですが、分かりにくい個体も見られます。 放流によって日本全国に分布します。 コイ目(Cypriniformes) コイ科(Cyprinidae) ヒガイ亜科(Sarcocheilichthyinae) モツゴ属(Pseudorasbora) モツゴ(Pseudorasbora parva) 全長 約8cm 関東以西の本州、四国、九州に自然分布