多摩川水系魚類採集 7/28

今日も部の採集で多摩川水系に行ってきました。
今回は定期的に行っている生態調査。今日行った地点は最近環境が不安定なので今日もどの位捕れるか事前に想像できませんでした。
 
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結果的に言うと、数はあまり多くありませんでした。ただ、一応この地点でよく見られる種は確認できました。
沢山捕れるものだとアブラハヤ、タカハヤ、ヒガシシマドジョウなど。
そう、ここはアブラとタカが混在している地域なんです。個人的に行っている研究的には重要な位置ということです。
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ヒガシシマドジョウ  Cobitis sp. BIWAE type C
 
今日も猛暑日になるような暑さだったため、炎天下ではかなり厳しかったです。川はやっぱり気持ちいい!
日焼けは相変わらずし続けてますが。
 
今日ほかに捕れたのは、ギバチやジュズカケハゼ関東固有種など。
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ギバチ  Pseudobagrus tokiensis
多摩川ではそこまで多く生息しているわけではありませんが、この地点では比較的よく見られています。今日は2匹とれました。
 
魚類以外には、あまり他の場所では見ないくらいの、大量のモンキマメゲンゴロウやミズスマシ(オナガミズスマシの仲間だ、と某水生昆虫マニアが言っていた)がいて目立っていました。
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あと、たまたま誰かが見つけたのがこちら、
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3cm位しかないカジカガエル。可愛かったです。小さくても見た目は分かりやすいですね。
 
今日はとにかく暑かった。連日の活動で体がかなり疲れてますが、なんか明日も外での予定が・・・
 
【成果】
・アブラハヤ・・・3
・タカハヤ・・・7
カワムツ・・・2
・ヒガシシマドジョウ・・・17
・ギバチ・・・2
・カジカ大卵型・・・6
・ジュズカケハゼ関東固有種・・・3
ほか、オイカワ、ギンブナ、スナヤツメ北方or南方種など