グアテマラ沖 M7.4の地震

グアテマラ地震 死者48人に

中米のグアテマラ沖で、日本時間の8日未明、マグニチュード7.4の地震があり、各地で建物が倒壊するなどの被害が相次いで、これまでに48人が死亡しました。
アメリカの地質調査所によりますと、中米のグアテマラ沖で、現地時間の7日午前10時半すぎ(日本時間の8日午前1時半すぎ)、マグニチュード7.4の地震がありました。
震源地は首都グアテマラシティーから160キロ余り離れた太平洋の沖合で、震源の深さはおよそ41キロと推定されています。
被災地を視察したグアテマラのペレス大統領は、メキシコとの国境に近いサンマルコスを中心に建物が倒壊するなどの被害が相次ぎ、これまでに48人が死亡し、多数のけが人が出ていることを明らかにしました。
また、行方が分からない人が20人以上いるということで、建物が倒壊した現場などで捜索が続けられています。
サンマルコスで撮影された映像には、建物の壁が崩れ落ちて車が押しつぶされたり地滑りが起きたりした様子が映されていました。
ハワイにある太平洋津波警報センターによりますと、この地震で隣国のエルサルバドルの太平洋沿岸で7センチの津波が観測されましたが、津波による被害の情報は入っていません。
 
NHK 8日 13:04