もう5回目の琵琶湖合宿です。毎年当たり前のように行っていた琵琶湖合宿も、今年が最後。今回は合宿先でいつも「もう最後なんだな」という心持で過ごしていたことが思い出されます。そんな、2013夏の琵琶湖のまとめです。
過去の琵琶湖合宿については該当書庫をご覧いただければ。
何回乗ってもこの列車って居心地悪いんですよね。ちゃんと眠れたためしがないです。そのあと乗り継いでいく普通列車だとあれだけ寝られるのに。
二日目(4日)
朝6時前に大垣着。
このとき、あまり居心地がよくなかったせいで食欲がなく、お腹が痛くなるのが恒例のパターン。今年もそうでした。まぁ皆そうなるわけではなく、たまたま私はながらと相性が悪いだけなんだと思いますが。
乗り継いで宿へ。そして琵琶湖博物館へ。
二日目は移動にかなり時間をかけつつ、残りの時間を琵琶湖博物館の見学時間に費やしているのが恒例です。
毎年行くのってばかばかしいなって、中学の頃は思ってたりもしたんですが、最近は色々考えが変わりました。
というのも、中学くらいのときっていうのはテキトーに全体を回ってればそれで満足になるんですが、学年が上がるとだんだん展示内容をじっくり見るようになっていくんですよ。そうするととてもじゃないけど決められた時間では全て見られないんですね。だからこそ、合宿の行程上、全ての展示をじっくり見るには何回か来ないと、つまり何年分か必要になるので、結果毎年来ていても何もつまらないことはないんですよ。企画展示に時間を費やすこともできますしね。
これはあくまで持論であって、他の人がどうなのかは知りませんが、個人的には4年間、けっこう上手く時間を使えてきていたんじゃないかなーと思ってます。結果論かもしれませんが。
琵琶湖博物館のことは毎年書いてるんだからもういいかなって気もしますが、軽く。
一言で言えば、「生物多様性」とは一体なんなのかについて。湖国、滋賀における生物についてのことから、日本列島、世界における生物のことまで触れ、さらに人々とのかかわりについても触れており、大きなテーマです。色々と触れた結果、生物多様性という言葉の本質が何かっていうのを伝えようとしていたんだと思います。
私の意見としては、テーマが大きすぎると言うこともあり、やっつけ感があったというか、ぼんやりとしていたというかという印象。ニホンオオカミやニホンカワウソなどの貴重な剥製、標本が並んでいたということもあって、これまでにはない「撮影禁止」だったので展示の写真もありません。そういう貴重な剥製が一堂に集められたこと自体が今回の展示の魅力だったようなので、まぁあまり企画展示の構成に文句いってもあれかな、と言う感じ。
でも、あれを見て生物多様性について多くの人が知識を深められたんじゃないかとは思います。私も色々学べました。
もうひとつ、水族企画展示というのをやってまして、『水中の忍者たち~滋賀の水生昆虫~』というもの。
まぁコマキさんの専門分野ということです。
オオコイムシ?まぁそんなのいたっけな。
あとは水族展示の写真をいくつか貼っておきます。
大きな水槽の奥の方で群れるフナたち
ワタカ
オイカワやカワムツ、ヌマムツ、ウグイ、アブラハヤというお馴染みのメンツの入った大水槽では、婚姻色でまくりのオイカワ♂と♀が産卵行動をしてました。ああいう光景が水槽内でじっくり見られたってのはいい経験でした。産卵の後はすぐにとりまきの魚たちが卵をあさって食べてたりも。
え、写真?そんなのちゃんと撮れてませんよ。一応はっときますけど
これ一応産卵してる風なところ
これ写真奥でウグイとかアブラハヤなどが卵を探しているところ。
こんな感じであとは、ナマズ丼食べたり、去年は全く見ることの出来なかったショップでお土産色々買ったり。
ナマズ丼(食べかけ)
そうして琵琶湖博物館は終わりです。
二日目はあと夜間採集をして終了。