衆議院解散

衆議院が解散 事実上の選挙戦へ。
NHK 11・16 16:03
衆議院は、16日午後に開かれた本会議で、横路衆議院議長解散詔書を読み上げ、憲法7条に基づいて解散されました。
各党は、来月4日公示、16日投票の衆議院選挙に向けて、事実上の選挙戦に入ります。
衆議院本会議は午後3時50分から開かれ、冒頭、藤村官房長官から紫のふくさに包まれた解散詔書が横路衆議院議長に伝達されました。
そして、横路議長が「憲法7条により衆議院を解散する」と解散詔書を読み上げ、衆議院は解散されました。
このあと、政府は臨時閣議を開き、来月4日公示、16日投票という選挙日程を正式に決めることにしています。
衆議院選挙が行われるのは、3年前の平成21年8月以来です。
野田総理大臣は、午後6時から記者会見して解散にあたっての所信を表明することにしています。
今回の衆議院選挙は、1票の格差を是正するための法律が成立しましたが、区割りの見直し作業に3か月程度かかることから、来月16日の投票日には間に合わず、最高裁判所憲法違反の状態だと判断した現在の区割りのままで行われることになります。
各党は選挙に向けた態勢づくりを一気に加速させることにしていて、事実上の選挙戦に入ります。