つづき
解散時、まだ14時くらいで早かったので、後輩2人と3人で「どうせここまで遠出して来たんだからもう一箇所行こう。」いうことでテキトーに川を決め、テキトーに途中駅で下車して歩いて行きました。
そして15時過ぎ、川に到着。
河口に近く、時間によっては海水も来るんじゃなかろうかという場所。行った時は淡水でしたが。
時間も時間なので早速開始。 砂利ばかりでひっくり返せるような石が見当たらず、草も特に生えていないのであまり捕れる場所はありませんでしたが、ちょっとした物の陰をやってみるとヌマチチブやヒラタテナガエビが大量に。
ちょっと移動し、岸辺を行くと葦的な草が良い感じに茂っていたのでそこで頑張ることに。
そして、突然網に入ったのは
二ホンウナギ Anguilla japonica (写真提供:コム氏)
このサイズのを網で捕るのは2年以上ぶりでしょうね。盛り上がっているうちに網から飛んでどっか行っちゃいました。
いや、これはもうもっとやれば捕れるだろうとテキトーに考えて続けていったところ、もう1匹入りました。
さっきよりは小さい。それでも30cmくらいはある個体。
その後さらに3匹、10cmくらいの可愛いサイズが捕れ、結局この日は5匹捕れました。後輩も捕ったので計10匹ですかね。
いや、こんなに捕れるとは思ってなかったのでビックリ。いつもの多摩川中~上流だと、稀に遡上してきた個体に出会うことはありますが、やはり河口の方だと個体数も多いんですね。
ゴクラクハゼ Rhinogobius giurinus
とにかく皆テンション上がりまくりでしばらくここで採集を続けていたのですが、気付けばもう日没。採集地が家からかなり離れているので大変なわけで。
帰り道、行きつけの喫茶店を見つけてしまったのでそのまま夕飯へ。
結果的にこの日は日帰り採集旅行みたいな感じになりました。でもわざわざ遠くまで来た分、いや、それ以上に良いものとなったと思います。
【成果】個人
・二ホンウナギ
・ヌマチチブ
・ゴクラクハゼ
・クサガメ
ほか、アブラハヤ、マハゼ、カワアナゴなど