多摩丘陵をゆく3(終) ―GOAL 多摩セン

4/28の散策もとうとう終盤。

前の記事 多摩丘陵をゆく2 ―よみがえるあの記憶  でかたらいの路は歩き終えました。
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かたらいの路が終わりは都道155号線にぶつかっています。ちょうど多摩テック跡地のあたり。
交差点の名前が未だに「多摩テック前」というのがなんとも。掲示されていた計画表によると、どこかの大学の運動施設になるようですがね。

いままでは日野市内を歩いてきましたが、ここからは八王子市との境へ。
都道からそれ、ちょうど市境となっている道を歩いていきました。車両は通れない道です。
日野市側は多摩テックだったところの敷地。工事用の柵で覆われて中は見えませんが、一部隙間から見えるところもありました。
そこに見えていたのは・・・
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おぉ、多摩テックだ・・・。
てっきり中は更地になっているのかと思ってましたが、なんとまだ当時の風景がかなり残っていました。懐かしいです・・・。
あれ、さっき見た計画表だともう来年にも施設ができるとかできないとかってな感じだった気がしますが、まだまだのようです。

多摩テック跡地も通り過ぎると、看板が見えてきました。
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都立平山城址公園です。
平山城址公園は東園と西園に分かれています。一般的なのは西園のほうだと思います。私たちが来たのは東側。
たしか最近になって公園が拡張されて東園が出来たんでしたっけ?記憶が定かじゃないですが。

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園内はこのような感じ。人気はありません。たかが丘陵の斜面の公園といっても、それぞれの公園で印象がかなり違います。これまで来た南平丘陵公園とか七生公園(南平地区)よりも管理されているようで、明るい雰囲気。木々が若いような感じもしました。

公園の端、終わりと始まりの広場に行き、さらに進んでゆくと平山城址公園ではなくなりますが、隣接する八王子堀之内里山保全地域へと行くことができます。

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これは東京都にある二つの里山保全地域のうちの一つ。もう一つは春に訪れた「横沢入」です。
名前の通り里山の風景が残されている地域。こういうところって心が落ち着くというか、なんというか好きです。

時間もそんなにないので、保全地域内をぶらぶらし、谷戸下流のほうへ。保全地域の終わりのところでは再び都道155号線に同流します。都道をそのまま歩いていきました。途中、牧場があったりもしました。

あと、堀之内こぶし緑地なるところがあり、後輩くんが藤棚があるから行こうと言うので緑地に寄り道。シーソーっぽいものに乗ったものの全然動かなく、色々身体がぶつかったり。そもそも対象が違いますからね。
なんだか今日の散策は童心に帰るようなことを色々してきた気がします。そういう気分転換もいいと思います。

そこからトンネルを越え、大栗川を渡り、しばらく歩くと京王堀之内駅に到着。ここがゴールでも良かったのですが、電車に一駅乗ってお隣の駅へ。
多摩センと呼ばれるそうですが、私は個人的に多摩中心と呼んでいます。
いままで呼んでいただけで行ったこと無かったので、行ってみようかなということで。
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多摩中心に詳しい後輩くんに案内され、本屋へ。

いろいろ見てたらいつの間にか真っ暗になってしまいました。全然多摩中心を巡ることはできませんでしたが。この日はおしまい。
大体高幡不動から京王堀之内まで8kmくらいでしょうか。
結果的に特に採集とかは関係してないものでしたが、だからこそ気楽にでき、なによりも天気が良かったので、良い一日になりました。ただ、丘陵なので起伏はありまくり、疲れは相当なものです。