多摩丘陵をゆく2 ―よみがえるあの記憶

さあ、 多摩丘陵をゆく1 ―START 高幡不動 04/28 の続きです。タイトルの通り、この日は高幡不動で終わったわけではなく、「多摩丘陵」を行ったわけです。

高幡不動尊五重塔に行った後は境内散策路へ。
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山内八十八ヶ所順拝路に大体沿っていきました。ただ、別に八十八ヶ所を巡ろうとしたわけではありません。

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林のほうから見た五重塔。とにかく天気が良かったので何を撮っても写真が綺麗。

しばらく行くと、こんな看板まで来ました。
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・・・かたらいの路。
そう、かたらいの路です。我々が今回歩いていたのはかたらいの路のコースだったわけです。もう高幡不動尊の敷地も終わり、市街地部分へ。

ここで、この日の我々の散策コース地図でも
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まだ、道のりは始まったばかり。黄色い線が「かたらいの路」。今回歩いたのがオレンジの線。
先ほど歩いてきた高幡不動の散策路は、多摩丘陵自然公園と呼ばれる地域だったようです。まぁ境目はよくわからん。

この先は住宅街の中を一時的に歩くというものなのですが、早くも道をそれてしまいます(普通に道を間違えた)。

そして行き着いたのが、かしまだい公園。丘陵の中にあるため、公園が2段くらいになっています。公園内ではツツジが綺麗に咲いていました。芝生の広がる広場では寝っ転がりたくなりましたね。
その脇の水道の蛇口をひねって水を飲もうとしたのですが、ちょっとひねっただけで勢い良く水が出てきてびっくり。
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注)遊んでるわけではありません。
そもそもこういうところの水を飲むのって、何年ぶりでしょう。懐かしい気分に。

かたらいの路からずれてしまっていたので、正規コースに戻るように行きました。

そして
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この看板。そう、この看板こそ、あの過去の記憶を蘇らせるものなのです・・・。

2011年9月23日の記事、ここで、私は一人でかたらいの路を訪れています。そのときの記事にもこの看板の写真が載ってるんじゃないかと思います。
あの時は、台風直後で倒木だらけで、時間も遅く、最終的に行く手を塞がれてかたらいの路に閉じ込められ、無理やり沢を下ってなんとか脱出という結果になりました。
あれから早1年以上。今回は、そんな過去の記憶が蘇りながらの散策となったのです。ただ、一変してこの日は天気もよく、路の雰囲気が真逆でした。

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左の頑丈な柵は多摩動物公園のもの。前回歩いた時の写真に比べると違いがすごいです。
かたらいの路は多摩動物公園に沿っており、多摩動物公園の展示が若干柵越しに見えたりもしました。カンガルーとか、オランウータンとかみました。

一ヶ所開けている場所があり、遠くを眺めることができます。
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先ほどと同じく日野市内だとは思いますが、見えるものは全然違いました。場所も高さも変わりましたからねぇ。
さらにしばらく行くと、かたらいの路に隣接して南平丘陵公園があります。多摩動物公園とは反対側、北側の斜面にある公園で、干上がりかけたひょうたん池やつり橋がありました。

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特にこの公園には何もなかったのでまたかたらいの路に戻ったのですが、かたらいの路は尾根に位置しており、公園はそこから急斜面を下りたところ。なので戻る時ってのは急な階段をひたすら登ることになるんですよ。これは辛かったですね。

この先はひたすらまた動物園沿いを歩いていきます。またちらっと動物を見ながら。
そして七生公園まで来れば、動物園の縁からも離れ、あとは大きな通りまで坂を下り、かたらいの路もおしまいです。私は前回七生公園のあたりで行く手をふさがれたのですが、今回は終わりまで通して歩くことができました。

さぁ、やっとかたらいの路が終わりました。しかし、今回の散策はまだ終わったわけではありません。
続く・・・