京王電鉄、来年2月にダイヤ改正-京王線・相模原線で「特急」復活
今回は京王全線でダイヤ改正を実施。改正は今年8月の調布駅付近での地下線への切り替えに伴う実施以来で、大幅な改正となることから、同社では「刷新」をうたう。
目玉の一つが、京王相模原線・橋本駅と新宿駅の間の特急の新設。同路線では過去、橋本、京王多摩センター、調布、明大前、新宿に止まる特急が運行されていたが、2001年に廃止。その後、神奈川県知事が会長を務める「神奈川県鉄道輸送力増強促進会議」が同社に対し、輸送力の増強を目的に復活を要望するなどしていた。
12年ぶりとなる今回の特急。京王相模原線内は急行と同様の扱いとし、橋本のほか、南大沢、京王多摩センター、京王永山、京王稲田堤に停車。以降、調布、明大前、新宿に止まる。運転間隔は20分。平日は9時ごろ、土曜・休日は7時ごろからそれぞれ22時ごろまでの間、運行する予定。
8月のダイヤ改正で特急が消滅したため、準特急が最速となっていた京王線。今回の改正では特急が復活。平日早朝に運行する新宿方面の準特急3本を特急に格上げさせるほか、北野、分倍河原の各駅にも停車させることで利便性の向上を図る。運行時間も24時台まで広げることにした。新たな運転種別として「区間急行」の導入や終電時刻の繰り下げなどダイヤ全体についての抜本的な見直しも行う。
京王井の頭線についても、平日早朝に急行を2本新設。昼間については急行と各駅停車を合わせて、現状1時間12本のところを16本まで拡充するほか、24時台までの急行の運行や終電時刻の繰り下げも行う。
新しいダイヤは来年2月22日から導入される。
目玉の一つが、京王相模原線・橋本駅と新宿駅の間の特急の新設。同路線では過去、橋本、京王多摩センター、調布、明大前、新宿に止まる特急が運行されていたが、2001年に廃止。その後、神奈川県知事が会長を務める「神奈川県鉄道輸送力増強促進会議」が同社に対し、輸送力の増強を目的に復活を要望するなどしていた。
12年ぶりとなる今回の特急。京王相模原線内は急行と同様の扱いとし、橋本のほか、南大沢、京王多摩センター、京王永山、京王稲田堤に停車。以降、調布、明大前、新宿に止まる。運転間隔は20分。平日は9時ごろ、土曜・休日は7時ごろからそれぞれ22時ごろまでの間、運行する予定。
8月のダイヤ改正で特急が消滅したため、準特急が最速となっていた京王線。今回の改正では特急が復活。平日早朝に運行する新宿方面の準特急3本を特急に格上げさせるほか、北野、分倍河原の各駅にも停車させることで利便性の向上を図る。運行時間も24時台まで広げることにした。新たな運転種別として「区間急行」の導入や終電時刻の繰り下げなどダイヤ全体についての抜本的な見直しも行う。
京王井の頭線についても、平日早朝に急行を2本新設。昼間については急行と各駅停車を合わせて、現状1時間12本のところを16本まで拡充するほか、24時台までの急行の運行や終電時刻の繰り下げも行う。
新しいダイヤは来年2月22日から導入される。
八王子経済新聞 2012年11月6日
京王電鉄 発表資料
新しい路線図
京王電鉄株式会社( 本社: 東京都多摩市、社長: 永田正) では、2013年2月22日に京王線・井の頭線のダイヤ改定を実施します。今回の改定では、相模原線に「特急」を新設するほか、早朝時間帯における上り「特急」の新設、全線にわたる終電の繰り下げ、井の頭線の増発など、お客さまの利便性が向上します。各駅の発車時刻などの詳細につきましては、2013年1月頃から随時ご案内いたします。
( 1 ) 京王線
① 相模原線に「特急」を新設します
・橋本⇔ 新宿、「特急」が直通運転。
・朝(平日9:00 頃・土休日7:00頃)~22:00頃まで、20分間隔で運転。
・停車駅は、橋本・南大沢・京王多摩センター・京王永山・京王稲田堤・調布・明大前・新宿。
③ 新宿から京王線下り方面への終電時刻を繰り下げます
④ 深夜0時台まで「特急」を運転します
⑤ 上記のほかにも利便性が向上します
・分倍河原・北野に「特急」が停車。
・「通勤快速」に代わって「区間急行」(通勤時間帯以外も運転、停車駅は同じ)が登場。
・西調布・飛田給・武蔵野台・多磨霊園に「快速」が停車。
・平日一部時間帯、都営新宿線⇔ 笹塚以西直通列車を増発。
・上り「各停」の飛田給での通過待ちが減少。
② 平日昼間(10:30頃~ 17:00頃) の列車を増発します
③ 渋谷から井の頭線下り方面への終電時刻を繰り下げます
④ 深夜0 時台まで「急行」を運転します