多摩川水系魚類採集 7/25

お久しぶりです。
夏休みには入ったものの、しばらく学校の夏期講習があったので、記事にするようなことはしてませんでした。

しばらく川入ってないなぁ~ということで、今日は講習帰りに川行ってきました。
午後、現地へ。
イメージ 1

今日行った所は、しばらく見ないうちに随分と地形が変わっていて気になってたので来たました。川幅が広く、浅瀬が広がってる場所です。草はそれなりに生えてました。

眺めてみると、かなり泳いでいるのが見えます。オイカワだらけか、という印象。フナの群れなんかも見えたりして。
まぁ泳いでいるからといって捕れるかと言うとね。特にオイカワはね。
泳いでいる魚見ながら歩いていると、水面付近に一匹魚が。
今日初捕獲の魚。
イメージ 2
っていうか死んでるのか?ってくらいに衰弱していました。怪我と言うよりも病気かな?
その後、続々と弱ったコクチバスが。今日は計5匹捕れました。
イメージ 3
どの個体も体に傷というか穴あき病的ななにかがあるんですよねぇ。逆に元気な個体は網に入らなかったとも考えられますが。
それはともかく、なぜこんなに死にかけのバスが何匹もいたんでしょうか。人為的になにかされたせいなのか、人ではない何かにやられたのか、病気がバス中で流行ってんのか、なんなのかよく分かりませんが、採集開始からなんともいえないこの状況。
なにか知っている方がいたらぜひ教えていただきたいです。


今日来たところはとにかく採集範囲が広めなので、どんどん移動していきながらやっていきました。
大体入るのはモツゴやタモロコ、ヒガシシマドジョウ。ヒガシシマドジョウはいくらでも。大量に泳いでいるのが見えるオイカワは稀に若魚が網に入る程度。あとはカワムツやアブラハヤ、ミナミメダカが少数。
イメージ 4
モツゴ×2、タモロコ、オイカワ、カワムツ、ヒガシシマドジョウ

そしてあちこち回りながらやっていて次入ったのは、ゲンゴロウブナ!かわいい。
フナは視認で石の下に隠れるなどしているのが何度も確認できてたんですが、どれも逃がしてしまって。結局視認とか関係ない形で、ゲンゴロウブナ幼魚が2匹という結果に。

あと今日はこの子も入りました。
イメージ 5
ナマズ。かわいいサイズですね。この辺はナマズがたくさんいるイメージなのでそんなに意外ではないですが、入るとは思ってませんでした。
その直後、突然ビシャビシャ暴れる物体が。なんだ、コイか?と思ってみたら、ナマズ成魚でした。浅瀬に乗り上げかけたりもしてましたが、足場が悪くて捕まえるには至りませんでしたが、遭遇できてなんか良かった。
ナマズはこの後1匹目よりも大きいのも捕れました。
イメージ 6
ナマズかわいい

終盤、ふと見ると、大きな魚が草に引っかかるようにしている。ぱっと見で「あれはフナだ。」と確信し、すぐさま確認へ。
イメージ 7
ギンブナ成魚でした。何があったかのかは知りませんが、もうホントに死ぬ間際という状況。まだ死んではなかったですよ。

という感じで今日の採集はおわり。ホントはヨシノボリ類の研究のための調査ってことで行ったんですが、そういえば今日一匹も捕れてないwww
いや笑ってられないな。

最後に、水中撮影(やらせ) ナマズ
イメージ 8
撮影方法はともかくとして、魚が一番綺麗に写るのはやっぱり元々棲んでいる場所ですよね。
これはたまたま川に放したら近くで留まってたんでカメラを近づけてみたものです。ちょっと暗くて水も汚くてあまり良いものではないですが。まぁナマズはこういうところのほうがナマズっぽいのかな。


【成果】
・オイカワ 3 (+視認多数)
・アブラハヤ 2
モツゴ 15
・タモロコ 10
・コイ 1 (+視認数匹)
・ギンブナ 1
・フナ類 (視認)
・ヒガシシマドジョウ 20以上 (+視認)
ナマズ 2 (+視認1)
・ミナミメダカ 3

中流らしさでいっぱいの魚種。