多摩川水系魚類採集 5/3

今日は憲法記念日ですねぇ。ということで川に行ってきました。


まぁ過去何回も行っている場所です。部活で行くことになったので行きました。
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まずは本流脇の水溜り風のところ。
カワムツやアブラハヤが泳いでいました。石や藻の中を探してみると、ムギツクが。幸先良い感じのスタート。
藻の中からは大きめのカマツカが出てきてびっくり。
石をひっくり返そうとしたときに大きな魚が逃げていくのが見えるとなんともいえない気持ちになりますが、ここでは大きなムギツクの成魚がそういう感じで逃げて行ってしまいましたねぇ。
イメージ 2 カマツカ Pseudogobio esocinus

次は本流の若干川幅が広いところ。
イカワの若魚が群れていました。あまり最近オイカワ見てなかったので嬉しかったりも。
テキトーに石をごろごろしたらムギツクが何匹も。その後はタモロコやカワヨシノボリなども捕れました。

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 ムギツク Pungtungia herzi
 

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  水中撮影

次はちょっと移動し、小川になっているところ。
見るとオイカワ成魚が大量に泳いでいました。こんなにオイカワの成魚がいる場所見るの久しぶりだなぁ。時期によってかなり見られる数が違いますね。
しかし泳いでいるオイカワはそんな簡単に捕れるものでもなく、そこまでちゃんと捕ろうともしなかったので、特に網には入れてません。
ここでまず入ったのは
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ゲンゴロウブナ Carassius cuvieri
ヘラブナだぁ。良いサイズ。かわいい。
その後はアブラハヤやカワムツなど。この後ギンブナも追加し、個人的には満足でした。
この場所では石の下にムギツクの成魚がいたのですが、またも逃げられました。今日は成魚サイズは捕れなかったです。

池風の地形になっていて、藻が生えまくっているところ。
イカワをはじめとする幼魚が大量に泳いでいましたここでは。オイカワやアブラハヤ、あとはおたまじゃくしなどが捕れました。

そしてさらに移動し、再び本流へ。もう十分ムギツクは捕ったし、疲れてきていたので石を漁るのはやめ、岸で地道に。
タモロコ、アブラハヤ、ヒガシシマドジョウなどが入りましたが、あとはオヤニラミなんかも何匹も入りました。あとはウグイが数匹かな。

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(アブラハヤ、ウグイ、ムギツク、カワムツなどが写っている)
 

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 オヤニラミ Coreoperca kawamebari

タモロコが何匹も捕れる中、一匹変な奴が。

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奇形タモロコ。一瞬体形がフナに見えてなんだコイツ?ってなりました。実際なんだコイツって感じですが。
体が寸詰まり。上から見てみるとお腹の部分が横に出っ張ってました。圧縮されたみたいな状況ですね。
一応元気でした。そりゃ川でここまで生きてこられていたんだから元気なはずですがね。

大体捕れそうな魚種は一定量捕ったので、引き返しました。
違うルートで進みながら網を動かしていたら、通称タネが。
モンキマメゲンゴロウですか? 周りをよく見てみるとたくさん水中にいました。ちょっと歩き疲れたということでここで撮影タイム。このことについては別記事で。

地味に時間を費やして休憩し、元の場所に帰ってきて、今日の採集は終了。

今回はまわりを泳ぐ魚の数が尋常じゃなかったので気分的に満たされましたが、成果的にもまんべんなく量もそこそこに捕れたので満足。
移動距離があったためか、採集後に無駄に作業が長かったためかよく分かりませんが、疲れがかなり貯まってます、今。明日以降も毎日採集の予定なんですがね。

まぁ明日は気楽な感じでいこうかな。明後日は本気出す。

【成果】個人
・オイカワ・・・20
カワムツ・・・25
・アブラハヤ・・・20
・タモロコ・・・15
・ムギツク・・・12
カマツカ種群・・・2
・ギンブナ・・・1
・ドジョウ種群・・・1
・ヒガシシマドジョウ・・・10
・ヨシノボリ類※
オヤニラミ・・・5
ほか、アメリカザリガニ、モンキマメゲンゴロウなど

※ヨシノボリ類については全個体を同定したわけではないため、詳細不明。