フナの追星の種類ごとの違いについて
『原色日本淡水魚類図鑑 全改訂新版』より
この表は、主なフナが生殖期に追星がどこに生じるかを示したものです。―は生じないことを表しています。
参考文献出版当時の分類であることに留意。
キンブナはオス・メス両方に現れ、オスはメスより生じる部分が多いようです。また、ギンブナやニゴロブナはメスは生じずオスは生じます。ゲンゴロウブナはオス・メス共に生じません。
※参考文献が古いので参考程度にしていただければと思います。
キンブナは表のフナの中では唯一メスに追星が生じるようですが、なんと家のキンブナ♀とされるフナにも追星が生じました。下の写真です。
キンブナが餌を探しているところの写真なので向きがおかしいですが・・
あと体色が、撮り方の問題で通常と違う色になっています。
↑のところが追星です。
分かりにくいので拡大↓
拡大してもよく分かんないですね・・・
同じく↑のところです。4つほど確認できます。
参考文献
宮地傳三郎 川那部浩哉 水野信彦 共著『原色日本淡水魚類図鑑 全改訂新版』
株式会社保育社 1976年