昨日は部の採集で多摩川に行ってきました。
今回も前回の採集同様に生態調査。前は全然人がいませんでしたが昨日はちょうど良い人数でした。
この場所は、台風で地形が変わって以来魚類の生息ポイントが減少してしまったことが疑われており、今回は詳しい調査でその状況を明らかにしていこうという目的もありました。まぁ、正直そんなに捕れないと思っていましたが。
今まであった、ほぼ止水で草が凄い茂っていたところがなくなってしまったものの、岸のほうには魚類が生息できるような場所があり、結構捕れました。
正直予想よりも捕れたんです。
これが部全員での成果。
どうなっているかよく分かりませんが、沢山魚がいるように見えると思います。
この地点では、主にウグイ、カワムツ、タカハヤが捕れました。
ウグイ
そして、中でも注目なのはスナヤツメが非常に多く捕れたこと。
私は成魚とアンモシーテス幼生1匹ずつの計2匹を捕ったんですが、他の方も沢山捕り、目視含めて10匹確認しました。
多摩川で一度にこんなに見たのは初めてです。
こちらが私の捕った成魚。お腹が膨れています。産卵しているようです。ちょうど産卵の時期ですからね。
前にスナヤツメを捕った時に口の写真を載せましたが、今日の方が綺麗に撮れた気がするので載せておきます。
ほかにはカジカ大卵型、シマドジョウ、ウキゴリ属の一種などが見られました。
ウキゴリ属の一種(ジュズカケハゼ関東固有種)の♀
あと、個人的にうれしかったのは、