琵琶湖へ ―魚類採集3

さあ、琵琶湖での採集3です。
 
翌日、午前に向かったのは、前日に行った川の支流。
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ここは底が泥で、さらに滑りやすい人工物がいたるところにあり、採集に集中できないような場所で毎年苦しめられるところです。いつも何人か滑って濡れているw
でも本流とは違う魚が見られるところなので、結構いいところなんですよ。
 
今回は去年より種類が多く、ドンコやアブラボテ、ドジョウなどのお馴染みの種類はいつも通りとれたほか、ヤリタナゴが他地点より多めに捕れ、ビワヒガイやヌマムツ、カネヒラなど、今合宿初の種類も見られました。ニシシマドジョウも結構多かったですね。
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カネヒラ Acheilognathus rhombeus
いつもこの場所で数個体見られます。今年は3匹くらいでした。綺麗ですよね。
 
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ヌマムツ Candidia sieboldii
カワムツに混じって捕れます。基本的にカワムツが多いのですが、よく見ると一部はヌマムツです。
 
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ビワヒガイ Sarcocheilichthys variegatus microoculus
あと、ここではビワヒガイの幼魚が2匹捕れました。
 
午前中、まだ時間があったのでこの支流をちょっと上に行ってみました。行った事のないところです。
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ここはさっきの場所以上に泥がやばくて、奥までいけません。
ヨシノボリやドジョウなどが少数捕れたくらいで、大した成果もありませんでした。
 
 
そんな感じで午前中は終了。
 
 
【午前の成果】(全体)
・オイカ
・ヌマムツ
・タモロコ
・ビワヒガイ
・ヤリタナゴ
・カネヒラ
・アブラボテ
・ドジョウ
・ニシシマドジョウ
・トウヨシノボリ
・ウキゴリ
・ヌマチチブ
・ドンコ
・アユ
・スナヤツメ(北方種または南方種)
 
 
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琵琶湖博物館編