特別展「深海―挑戦の歩みと脅威の生きものたち―」 ~ The deep ~

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今日は部活動で特別展「深海―挑戦の歩みと脅威の生きものたち―」 ~ The deep ~に行ってきました。

そう、なにかとNHKでニュースと思いきや露骨に宣伝されているやつです。
まぁ主催が 国立科学博物館海洋研究開発機構読売新聞社NHKNHKプロモーション ですから。

9時に集合し、東京・上野にある国立科学博物館へ。

科博には過去、部活で何度か特別展を見学してるので、初めて来たわけじゃないです。
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さぁ、まず入るとスクリーンがお出迎え。プロローグといったところ。

第1章から始まっていきます。
NHKでやってたみたいに、展示内容はダイオウイカだらけ?いえ、そんなことはありません。

第1章 深海の世界
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そもそも深海とはどのようなところなのか。身近にあるものが深海に行くとどうなるのかや、深海の明るさや温度などを体感しながら学んでいきます。
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第2章 深海に挑む
深海調査の歴史。日本のこれまでの調査に関連したものが展示されています。
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ここで何よりも目を惹くのがこちら、
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有人潜水調査船「しんかい6500」 の実物大模型。

他にも様々なものが展示されてます。
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第3章 深海生物図鑑
ここからはいよいよ深海に棲む生物の紹介。深海といえど、見られる生き物は豊富なんだと言うことを体感します。
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こんな風に円状に展示が並んでいて、原始的な生物から甲殻類など、そして魚類へと順に見ていくことができます。
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こんな小さすぎて何がなんだか分からないものから、
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迫力ある魚まで、実に様々。
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第4章 深海に生きる
深海の生物の餌はどこから得ているのか。熱水噴出孔などの極限環境の下に棲む生物について。など、深海での生活に関して。
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アナガッチンガー

第5章 深海への適応
深海という過酷な環境のなかだからこそ、巨大化したり発光したりといった発達をとげた生物たち。ほかにも生きていくための工夫などが窺える展示が。
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なんといっても、ここでは巨大な展示がふたつ。
一つはマッコウクジラの頭部を再現したもの。もう一つはここでついに出現、ダイオウイカ
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長い触腕を含めて5mにもなるというダイオウイカを細部まで観察することが出来ます。ここはよくニュースとかで流れているところですね。

第6章 深海シアター
ここへ来てついにNHKが本気を出す。
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ダイオウイカのNスペを観た方なら分かると思います。まずはこれ。
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発光装置
深海生物の発光の様子を再現することができ、それを利用してダイオウイカをおびき寄せるためのアレです。

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カメラ
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でかでかと書かれた「NHK」。Nスペの撮影に使われた水中カメラ。そのハイビジョンカメラ用耐圧ケース。
このカメラは実際には比較的浅い水域で使用されたらしいです。

このNスペ関連の展示の奥には巨大スクリーン。あのダイオウイカの姿をとらえた映像など8分の映像が見られます。
なんかNスペのダイジェストか何かかなぁと思ったりもしていたんですが、そんなことはありませんでした。Nスペではダイオウイカをメインに潜水艇が潜っていくのを流したわけですが、ここでの映像では深海生物の生態に関しての記録という感じのもので、その中でダイオウイカも出てくるというような。


その後はエスカレーターを上がり、第二会場へ。壁に飾られた鮮やかな深海生物の写真をしばらく眺めた後にあるのは第7章。
第7章 深海の開発と未来
実は深海の生物は身近だということ、そして今後深海の開発によって期待されている最新の情報について知れます。
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あら、美味しそう。
これは今日の昼食・・・・・・じゃなくて展示されてた食品サンプル。こういったものの食材は深海の生物だったりするんだよってのをいくつか紹介されてます。

そして展示は終わり。最後にショップがあります。

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Nスペ、劇場版の宣伝

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NHKスペシャルと掲げられたコーナーも。これはNHKが用意した商品が並んでいるということですね。

これで特別展深海は以上。9時過ぎに入って、品物を買い終えたのが11時ぐらいですかね。
標本も豊富で、深海の様々な側面を知ることが出来ました。まだこの特別展始まったばかりなので時間はまだまだあると思います。一度訪れてみては。
高校生とかこの値段でこれだけ見られればかなり満足。

会期:2013年7月6日(土)~10月6日(日)




つづく・・・