ねずみ色に染まる家2

 
10月23日
とても眠い朝。いつもより鳥のさえずりがうるさい気もするが、寝ぼけていたのもあって特に気にすることなく大学へ行く準備。
いざ、玄関の扉を開けようとしたとき、視界に入ってきたのは罠(ネズミバスター)にかかった物体。

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(23日午後撮影)
おお、ネズミだ。まだ生きている。悶えている。
悶えながら鳴き声?を発していて、それがけっこううるさい。あれ、なんで今まで気づかなかったんだ?
そうか、今朝うるさかった鳥のさえずりは実はネズミから発されていた音であったのか、と、ここで気づきました。

もう時間もないので放置して大学へ。
午後、帰宅すると、そこには今朝と大して変わらない状態のネズミが。相変わらず悶えて、鳴いています。
過去二回捕まえたネズミに比べて、今回の個体はさらに小さいように思います。まあこれもハツカネズミですよね。

罠は粘着シートになっていて、一度足を踏み入れたらもう抜け出すことはできない、それくらいに強力なものになっているようです。シートごと捨てるのはなんかまだ勿体ない気がしたので、ネズミをシートから取り除こうとしますが、かなりの粘着力で、容易には取れません。強引にやると体が引き裂かれてかなりグロい感じになりそうなので、その辺にあった牛乳パックをヘラ代わりにしてなんとか除去に成功。

10月30日
夕方、採集から帰ってくると例の鳴き声……。

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疲れていたので、とりあえず力尽きるまで放置。

10月31日
翌朝、見てみると……!?

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なんか増えてる。ああ、めんどくさいな。この日は学祭で忙しかったので、とりあえず放置したまま外出。

帰宅後見てみると、鳴き声は発しなくなっていましたが、まだ生きている様子。いつまでも放置していてもしょうがないので処分することに。
今回は2匹かかっている上、うち1匹が糞だけでなく尿のようなものもしていたので、シートの再利用を諦め、シートごと処分。


こちらとしてはネズミの経路は大体わかっているし、かなりうまい具合にかかってくれて嬉しい。本当は、家から消え去ったために罠にもかからないという状態がよかったんですけどね。

ということで、ネズミバスター、有能。大家さんにいただいたものを一つ設置しておいて正解でした。

以前見つけた玄関の侵入口、大家さんが穴を埋めてくれていたのですが、よく見てみると下に残骸が落ちていることから、どうやら破壊されて再び穴が開いたよう。
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トラップによる水際対策、続く。


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