水生昆虫類採集 11/11

今日はサークルで少し遠くにある名所に車で行く活動があり、私も車へ乗りこみました。しかし、そのまま最後までは乗らずに私と例の彼の二人は目的地の手前の川で下車。そのまま帰りの車が来るまで川で過ごしました。


ここまで川に滞在するものとは思ってなかったので、今日は金魚網を持ってきただけで他の装備なし。サンダルもタモ網もない。
ということで今回は魚ではなくヒメドロをメインに。ヒメドロやる位なら、川に入らなくてもなんとかなる。
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いつもよりも規模の大きな川のやや上流で環境が異なっていたことから、新たな種への期待もある程度あり
はじめはヒメドロが全く捕れず、その代わりにシマドジョウ類とみられる個体やスナヤツメが網に入りかけたりしてました。逃げたスナヤツメを追い、隠れた辺りの石の下を漁ると、ヤツメは入りませんでしたが今度はその代わりにヒメドロが2匹。
1匹はいつも捕れるツヤっぽい個体(アワツヤ?)。もう1匹は赤い模様があって見慣れない種類っぽい。あとでよく見てみたらツヤヒメのよう。模様がこの前捕れたアカモンミゾっぽくも見えましたが、形が全然違ってました。
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ツヤヒメドロムシ

その後は全く捕れない状態が続いたので、移動。するとツヤが沢山捕れるように。それに混じって一回り大きな個体も。これは3日の採集で確認されたのと同じイブシアシナガと思われます。
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イブシアシナガドロムシ

こうして、今回は11匹のヒメドロを見つけることができました。
例の彼はツヤに加えてナガアシドロムシを1匹見つけていました。ツヤナガアシとキベリナガアシは見分けるのが難しいようですが、どうも雰囲気的にはツヤナガアシのように思えます。

まあ、つまり今回のヒメドロは4種類。ツヤドロムシの仲間(アワ?)、ツヤヒメドロムシ、イブシアシナガドロムシ、ツヤナガアシドロムシ?。
(ただし、いずれも簡易的な観察による同定であるため、後日修正される可能性あり)
ツヤヒメだったりヒメツヤだったり、ナガアシだったりアシナガだったり、紛らわし過ぎる。

彼は他にツヤヒラタガムシっぽい名前だった気がする個体や、ヒメドロ並の大きさのガムシ、謎のカメムシの仲間などを見つけてました。
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この謎の赤眼の虫、何でしょうか。体長2ミリ弱。

今回は水に入らず金魚網でという制約でしたが、だからと言って魚が捕れないわけではないです。前述の2種のほかには、カワムツ、アブラハヤ、タカハヤ、カワヨシが捕れました。アブラとタカが同時に網に入り、なんかテンション上がりました。この両種が混じって捕れると、なぜだか知らんが嬉しい。同定しがいがあるからかな。