魚・水生昆虫採集 11/28

朝起きた時は快晴だったはずなのに。

例の彼と集合したころには、曇って雨がぱらついていました。風が冷たく寒い。

現地に到着しても晴れる気配はなく、弱い雨が降ったり止んだり。
今日は寒かったのでとうとうウェーダー導入。いままでは泥底のところでしかウェーダーを使ってきませんでしたが、普通の川でも使用開始。
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今日行ったところはやや上流。アブラハヤとタカハヤが混在するエリア。
最初の30分は魚類。捕れたのはアブラボテやアカザ、スナヤツメなど。
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ヤツメは成魚が2匹捕れました。成魚を見るのは久しぶり。アンモシーテス幼生が変態して成魚になるのって秋から冬でしたっけね。

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このフナ類、それなりのサイズでかわいい。

後半はヒメドロ探し。別の川で多数みられたヨコミゾがこの川にいるのかどうかが現在ひとつのテーマとなっていますが、この地点では発見ならず。いつものイブシ、ツヤドロムシ属、ヒメツヤの3種が捕れました。ヒメツヤが多め。もしかしたらホソヒメツヤが混じっているかも。
ヒメドロをやってるとどんどん体が冷えてきて、川に手を入れると水が温かく感じるようになってました。つらい。

ヒメドロ採集を始めてから1時間ほどが経過してそろそろやめようかとしていたころ、謎のおじさん(のちにケミカルおじさんと命名)に話しかけられ、そのまま1時間少々意味不明な話をされました。ウェーダーに水が入って足が浸かった状態のまま話を聞いたために、足がひどいことに。例の彼の方は手がえらいことになったようです。
ケミカルの話から経済の話、宇宙の話、酵素の話、STAP細胞の話、男勝りの幼馴染の話、人間関係の話、教授の話、ペンタゴンの話に至るまで、ここには挙げきれないくらいに多岐にわたっておりました。

今まで川では、受験・教育業界の闇について話してくれた人をはじめとして色んな人に話しかけられてきましたが、ここまですごい人は初めてです。群を抜いていました。

これによって時間も体力も何もかもを失い、午後予定していた採集はキャンセル。帰ることに。なんもかんもケミカルおじさんが悪い。


[確認した魚類・水生昆虫類]
フナ類
アブラボテ
タカハヤ
アブラハヤ
ニシシマドジョウ
アカザ
ドンコ
スナヤツメ(北方種または南方種)

イブシアシナガドロムシ
ツヤドロムシ属
ヒメツヤドロムシ