奄美遠征 03/22~23

22日

この日は奄美での活動の最終日ということで、午前中はまずお土産を買いに行きました。ちなみにこの日も138と2人での車移動です。

この遠征最後とみられるエブリワンに行ったのち、川へ。
今回の遠征では素晴らしいヒメドロを多数とることができましたが、実はまだ普通の種類をあまり採れていないのです。ナガツヤも合わせてまだ数匹程度でしたので。なのでそれを採ったり、その他138が狙う水昆が採れればいいなあということで来ました。
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川では、まず魚を。
ここでは、これまで見てきたナガノゴリ、ボウズハゼ、シマヨシ琉球集団などが再び採れました。
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ボウズハゼ Sicyopterus japonicus

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シマヨシノボリ(琉球列島集団) Rhinogobius nagoyae
この腹の色、美しい。顔の明暗柄もやっぱいいですね。

岸辺の草陰を採集したところ、魚はいませんでしたがテナガエビ類やリュウキュウマルガムシが。そして、横にあったテトラポットのようなものに網を置いて内容物をあさっていたところ、網を通り抜けた小さな水生昆虫がテトラポットのようなものの上に。
見てみると、エグリタマミズムシとリュウキュウムナビロツヤドロムシが何匹も。網目の大きなタモ網でも、こういう採り方ならいけるもんなんですねえ。
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リュウキュウムナビロツヤドロムシ Elmomorphus amamiensis

その後はヒメドロ探し。多数のナガツヤが得られたほか、それに混じってわずかにアカハラアシナガミゾが。奄美に来てから初めて採れました。たしかに裏返したら赤っぽかったです。

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ナガツヤドロムシ Zaitzevia elongata

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アカハラアシナガミゾドロムシ Stenelmiss hisamatsui

川での採集後は、138がサソリモドキの♂を求めていたので石の下を探しましたが、♀しか見つからず。

日が沈みそうになってきたので、夕シュンへ。いつもの場所で探すも、ノムラはおらず。夕日に照らされたあかね色に染まるノムラを希望していましたが、おらん上に既に太陽は山の向こうへが沈んでいたのでダメみたいです。
気付けばどんどん暗くなり夜シュンに。

今までの状況を整理し、他にノムラがいる可能性のある水路を探したところ、なんかノムラらしき個体が網に。ちょっと暗くて自信がないのでよく見てみようと指に乗せてみたら、ぴょんっと飛んでどこかへ……
あっ、もうだめだ……

この暗さでどこかへ飛んで行ったらもう見つかるはずもないわけですよ。シュンの1日1ノムラ説に従うと、もしこの逃した個体がノムラであった場合、これ以上は採れないことになり、もう限界に感じてきてもいたので終了。

帰還後、風呂へ行こうということになりましたが、いつもの交流館は休みで、ほかの銭湯的な施設を探しましたが、そこも休み。諦めてタイヨーで夕食を買って拠点へ。

奄美最後の夜は、オオウナギの調理。
作り方は、過去にナマズで行った時と同様にしました。ここで曲を流してちょっと変なノリになってしまった点は反省したいところですね。
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完成。
オオウナギは二ホンウナギよりも不味いなんて言う話があるようですが、言うほど格段に不味いとは思いません。ただ、とても硬かったのでウナギとは思えない感じでした。
ちょっと日が経ったり冷凍したりで味や食感が変わってしまったところもあるかと思いますので、一概には比較できません。同じ条件で調理したらどの程度変わってくるものなのか、気になるところです。

オオウナギを交えつつ夕飯を食べたころには夜も遅くなってきてましたので、徘徊はしないことに。
138と11話を見たら、なんだかよくない流れになり、某ヨシノボリの参考文献をみんなに漁られたりと、ひどい有様でした。

はい、22日終了。

23日(最終日)
拠点や車の片付けを終え、奄美空港へ。
恋するガトーショコラ
さらば奄美

飛行機

伊丹着
138と二人で優雅にリムジンバスや新幹線で帰宅。

はい、最終日はあっさり終了。

そのうちエピローグを書くと思います。つづく