奄美遠征 03/21

21日
この日はオオトラツグミの補足調査がありました。今回は泊まっているところから近めの場所だったので前日よりはゆっくり過ごせました。といっても早起きであることには変わりありません。
調査を終え、エブリワンやガソリンスタンドに行ったあとは、朝シュン。

今回もノムラポイントへ。
138が金魚網を入れると、ノムラ登場。3ノムラ目。そして朝ノムラ。網でとるのはこれが初めてでしょうかね。シュンの1日1ノムラ説が現実味を帯びてきました。
あとはウエノツヤが何匹か。朝日に照らされた朝ウエノはとてもきれいでした。
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ウエノツヤドロムシ Urumaelmis uenoi uenoi

朝シュンを終えた後は再びエブリワンに寄りつつ、海岸へ。
途中、観光地になっているあやまる岬に寄ってみました。
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あやまる岬

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岬の公園

さあ、海岸では、138が採りたいと言っていたアシブトメミズムシなるものを探しました。最初ミミズムシに聞こえてたのでどんなやつだよとも思ってましたが、海岸に着いて早々に石をめくるとすぐに姿を現してくれました。
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アシブトメミズムシ Nerthra macrothorax
なんだこいつ可愛い。1センチくらいでしょうかね。見た目も動きもかわいい。
砂浜にある石の下から何匹も見つけられました。これは見てよかった。

砂浜には、アシブトメミズムシ以上にヤドカリが。
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オカヤドカリは天然記念物でしたっけね

磯も広がっていたので、タイドプールで少々採集。
魚はまだ同定してないのでまた後日。
ほか、シャコやアメンボなんかもいました。アメンボは普通のとは違ってこういうところに棲む種類のようですね。

さて、その後はまだ行ったことないエリアを走ってみて、ポイントになりそうなところをついでに見つけてみようかねってことに。と言っても実際は138は疲れで完全に寝てましたのでただのドライブというか運転の練習になりましたが。

一旦拠点に戻ってきましたが、まだ微妙な時間。
どうするか検討した結果、新たなノムラポイントを開拓することに。
とはいえ、やみくもに探すわけにもいきません。シュンのポイントのある山なら他の場所にもいるだろうと考え、シュンの裏の方へ。
林道を上ったり川沿いを上ったりして何か所かまわりましたが、あまり良い場所でもない。そしていない。
午後4時半くらいでしょうか、最終的にたどり着いたある沢で、さきほど同様に探していきました。
ノムラは本来上流の淀みの落ち葉にいるなんて話を聞いていましたが、なんとなく砂礫の流れのある所をやってみると、
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!!!!!
これは、ノムラではありませんか。およよよよ。
またもや不意打ちのノムラ。

ノムラは沢の流れのあるところにいる。そんな事実が明らかになったので、あとはもうそういうところを狙うのみ。するとどんどん網にノムラが。138は1ネット4ノムラなんていう普通だったら考えられないようなことも起こしてました。しかし、この沢においてはそんなことがあっても不思議じゃありません。結局20ノムラ弱採ることができました。ここではウエノツヤも採れました。ノムラよりは少なかったですがね。この2種って生息環境が似ているんでしょうかね。
そういえば、なんか違和感があって小指を見てみると、ウエノツヤがついてました。
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背景が汚いのは気にしちゃいけない。

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ノムラ玉(ウエノツヤ含む)
こんな光景を見るときが来るなんて、思ってもみなかったことです。

個人的に、ノムラとウエノツヤの組み合わせは大好きです。最強でしょう。この2種が同時に採れると、とても嬉しい。
贅沢な話ですけどね。もう感覚がおかしくなってます。

ここでは少々ヒルにやられましたが、正直大したことない被害です。まあ夕方になってブヨか何かに刺されたのは痒くて困りましたが。

ノムラ祭のあとは、ラーメンを食べて風呂へ。

その後の深夜徘徊ではヒメハブのほか、多数のアマミノクロウサギを見ました。今回は時間帯が合っていたからでしょうかね。

旅先からの更新なのでなんかテキトーな感じになってますが、21日終了。つづく