奄美遠征3 ―アヤマルケープの白き糸

○16日
午前中は林道へ。
オキナワキノボリトカゲ Japalura polygonata polygonata
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昼食後は、島の北部・笠利地区にあるあやまる岬へ。
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あまり天気は良くなくても、海の中は美しい。

ドロドロネバネバした白いものを撒き散らすメイプル
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チドリミドリガイ Plakobranchus ocellatus っぽい?海の生物は全く分かりません。
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メイプルの捕ったギンユゴイ Kuhlia mugil
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クツワハゼ Istigobius campbelli かな。
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夜は、前日から私が地道に集めてきたテナガエビ類を唐揚げに。
(手前の魚はスーパーで買ったもの)
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タナガ(テナガエビ)の唐揚げは奄美でよく食べられているそうですので、やはりここは食べておかないとね。好評だったのでタナガ集めを続行することに。

○17日
朝向かったのは、昨年発見したノムラの聖地。色々あって今日の夕方までこちらにいることになったメイプル氏も、念願?のノムラを採集。
昨年よりも個体数が減少していたものの、今年もノムラやウエノツヤを確認。
ノムラヒメドロムシ Nomuraelmis amamiensis
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ウエノツヤドロムシ Urumaelmis uenoi uenoi
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その後は川内川沿いにあるフナンギョの滝へ。去年も訪れましたが、その時は↓のような物は設置されていなかったような。案内板も新たに設置されまくったよう。
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午後はメイプルの案内で上流部へ。
138らとは途中ではぐれ、気付けば目的地まで到達できたのはメイプルと2人だけに。
ここでは、通常では生息しているとは考えられない下流域の某ハゼにしか見えない個体が確認されてしまったり、ボウズハゼがいたり。なかなか興味深いところでした。
ボウズハゼ Sicyopterus japonicus
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途中で別れた138らはアマミタカチホヘビを発見していました。素晴らしい。
アマミタカチホヘビ Achalinus werneri
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この日は夕方にオオトラツグミ一斉調査の説明会があったり、翌朝に補足調査が控えていたりしたこともあり、これで活動終了。
説明会の際にメイプル氏は本来の所属先へ帰っていきました。

つづく