奄美遠征2 ―Gobius Day's

○15日
港近くの公園や湿地をめぐったあと、138と二人で水路で採集。
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腹部の青色が美しいシマヨシやクロヨシ幼魚、初採集と思いきや種子島で捕ったかもしれないヒナハゼなどを確認。
シマヨシノボリ琉球列島集団 Rhinogobius nagoyae
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ヒナハゼ Redigobius bikolanus
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138の捕ったテンジクカワアナゴ Eleotris fusca
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その後、川の上流部へ。
こちらでは綺麗なクロヨシを確認したほか、ナガツヤドロムシなども。
クロヨシノボリ琉球列島集団 Rhinogobius brunneus
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ナガツヤドロムシ Zaitzevia elongata
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上流での採集を終えたあとは車から降り、一人で川の河口付近へ。
マングローブ風な感じの泥だらけなところではまって少々危うい感じにもなりつつ、おなじみのゴクラクハゼやナガノゴリ、チチブモドキなどを確認。
そのほか、初採集のテングヨウジやゴマフエダイなど、普段ほとんど行くことのない河口付近ならではの種も。こういう場所での経験が少ないだけあって、見たことない種が網に入る度にテンション上がりました。
テングヨウジ Microphis (Oostethus) brachyurus brachyurus
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ヨウジウオ科は初採集なので嬉しい。
 
ゴマフエダイ Lutjanus argentimaculatus
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クロコハゼ属 Drombus sp.
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クロコハゼ属魚類であることは確かだと思いますが、クロコハゼとされる種なのかどうかは私にははっきりと分からぬ。
 
そしてここであのメイプル氏が合流。色々事情があって、一時的にうちのサークルで保護することになったようで。
 
夜は、メイプルの案内で林道を徘徊。
アマミアオガエル Rhacophorus viridis amamiensis
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アマミアカガエル Rana kobai
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水中に潜むヒメハブ Ovophis okinavensisシリケンイモリ Cynops ensicauda
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当然のようにヒメハブが水中にいて驚き。今まで川に入ってれば特に怖いものもないだろうと高を括っていた節がありましたが、あんな落葉の下に隠れてる様子を目の当たりにしてしまうと、ハブチェック重要だなあと再認識してしまいます。
 
オオハシリグモ Dolomedes orion
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日本最重量という大型のクモ。水辺で採集していてこんなものが網に入ったらヤバい。こわい。
 
そんな感じで15日終了。
 
つづく