11月
いいフナの日(11/28)に合わせて。フライパンで焼いたり油多めで揚げっぽくしたり。
この日に合わせて急いで用意したせいか、フナだけ不味。
12月
・二ホンスッポン
21日のサークルの活動にて。色々あって138が貰った個体。もう少しサイズ大きめの方が最適だったかな。
スッポンの噛む力が凄いことはよく知られていますが、一体どんなものなのか、軍手を噛ませてみたところ
引っ張っても全然取れない。むしろ首が取れてしまうんじゃないかと心配する位に。
スッポンを捌く時はまず首を落とすようですので、これはチャンスだということで切断。
ここで活き血を採っておくと飲むことができるとのことだったので集めてみるも、思っていたよりも量が少ない……。
しかも血をできるだけ集めようと粘っていたら、他の液体と混ぜていなかったために凝血。
せっかくなので固まったやつを少し口に含んでみましたが、なんだかよく分からないものと化してました。
甲羅の硬くないところに沿って水平に切って開いて、食べられない部分を除いたりするのが普通の流れみたいですが、いざ開いてみると、ひたすらコラーゲンだらけというか、何もかもがprprしてて、内臓の違いはおろか肉と内臓の境すらよくわからない状況。爬虫類を捌いたのはヘビくらいしか経験がないので、カメ類がどんなものなのかは知りませんが、とにかく困難を極めました。内臓はほとんど可食部分として鍋に投入できるらしいので、不味そうなところ以外は鍋へ。
そして生姜・日本酒などとともに1時間以上煮込み、出汁を。味見してみたら何とも言えない独特な味がしました。味見をした人みなが微妙な反応を示しましたが、少し塩を入れ、野菜も投入したらとてもよさげな味に。
必要最低限の調味料でここまで良い味が出るとは、流石すっぽん鍋として料理が確立されているだけあります。肉は部位によって美味しさが様々だったようで、試食者によって入っていた肉の味の良し悪しは違ったよう。私は普通に美味しいと感じました。
最期に雑炊を食べ、初のスッポン試食会終了。
初めてでしたので試行錯誤なところが多めでしたが、なんとか最後は形になりました。元々棲んでいる泥々の環境を考えると、よくこんな味を出せるなぁと感心。
煮込んだ後の甲羅(裏側)