多摩川水系魚類採集  11/13

今日は部の方たちと多摩川水系に行ってきました。
主に2ヶ所に行き、それぞれ部報の研究の調査を兼ねました。
 
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まずはじめに行ったところでは、国内外来種(移入種)のタカハヤが最も多く生息しており、他はウグイやカジカが主でした。スナヤツメやヨシノボリも少数ながら確認できました。
この地域でも元々はアブラハヤが生息していたと思われますが、現在生息しているのは100%タカハヤです。完全に置き換わっていることが判りました。
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タカハヤ
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カジカ大卵型
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スナヤツメ北方or南方種(アンモシーテス幼生)
【成果①】(個人)
・タカハヤ・・・約40
・カジカ・・・10~15
・ウグイ・・・10~15
・シマドジョウ・・・3~5
・スナヤツメ・・・1
 
そして、2ヶ所目のところでは、これまた国内外来種(移入種)であるカワムツが大量に生息していました。
他はカジカ、シマドジョウなどの1ヶ所目と同じような魚、ドジョウやモツゴなどの新しい魚が見られました。
1ヶ所目ではアブラハヤが全くおらずタカハヤが100%でしたが、この場所ではアブラハヤが過半数という状況になっていました。
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アブラハヤ
 
2ヶ所巡るというのは結構疲れましたが、異なった魚類相の地点に行けてよかったです。
そういえば今日は全くオイカワを見ていない・・・? 
 
【成果②】(個人)
・カジカ・・・3
カワムツ・・・20
・シマドジョウ・・・4
・アブラハヤ・・・2
他に、タカハヤ、ジュズカケハゼ関東固有種、タモロコ、モツゴ、ドジョウなど。