多摩川水系 いろいろ採集・観察 5/26

これもかなり前の話。

5月26日は、文化祭一週間前で、部員総出で各地で採集してました。6ヶ所くらいに分かれていたものと思われます。
私はそのうちの1グループで、メンバーは私のみ。一人で自転車に乗って色々回りました。

向かう途中、カワセミがいました。最近見てなかったので、とりあえず撮影。
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あちこち飛び回った後、魚を捕って食べてどこかに飛んで行きました。まぁそれだけ。

まずは多摩川水系のあるポイント。過去何回も行った事のある場所です。カワムツが欲しいとのことだったので、カワムツならこの川だろうなぁということで行ってみました。ザリガニも必要とされていたので、ザリガニもたしかいたはずなので丁度良い。

見ると、カワムツ、オイカワの成魚が大量に泳いでいます。まぁだから捕れるかって言うとそんなことはありませんが。
群れを追いかけながら魚の通り道にテキトーに網を置いていたら、入りました。
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コイでした。まぁコイなんてこんなもんですね。
その後、捕れるのはアメリカザリガニ。ひたすら。一応カワムツ幼魚も入りましたが、幼魚じゃねぇ。

場所を少しばかり移動。
今度の場所は基本的に淀んでいる場所。ウシガエルがいつもいる所です。今回はいませんでしたがね。
こちらでもザリガニが主ですが、カワムツも多く捕れ、成魚も何匹か。あとはオイカワ成魚も1匹捕れました。
ほか、この場所と言えばトウヨシ。色が美しい個体がたくさん捕れます。カワヨシが移入されていないので取れるのは皆トウヨシです。
あとはアブラハヤ、ヒガシシマドジョウ、ドジョウ種群とかかな。

ということでこれでこのエリアでの採集はおしまい。自転車で山を越えて、近くで採集しているグループに合流しました。まぁ峠を通ったのでそこまでなわけではないですが、疲れないわけが無い。

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成果の一部(大きめの個体のみ)

後輩たちと一時合流し、お互いの成果を確認するなどして、ここで昼食。
昼食が終わったら別れて、また1人になって今度は水田地帯に行きました。

ちょうど田に水が入り、田植え中という様子でした。
まず見かけたのは
かわいいですね。この日はこの個体1匹しかいませんでした。

トウキョウダルマガエルは浮き草やごみが溜まっている場所にさりげなくいました。
よく見たら5匹くらい。
まだ田んぼは水を入れたてというか、いじっている途中というか、生き物が見られないタイミングだったようなので、コマホイ(アメンボ)がいたくらいでした。
まぁちょっとカエル見ただけでも私は満足ですよ。

あとこの日あったことと言えば、ぶらぶらまわっていた時にその辺に立っていたおじさんに話しかけられたこと。
教材を学校や塾に提供する会社に勤めていて、定年後は釣りをあちこちでしている方らしい。その方が、教育関係の裏社会のことを色々教えてくれました。
学校と塾の間の関係や入試の合否に関する裏情報、あとは学校関係者に教材会社が行っている裏情報とか。
意外とかよりも、いかにもって感じな内容でしたが、面白かったです。実際のところ実話なのかすら不明ですが、これまでに採集地で話しかけられた人の中では色んな意味で良い人でした。

この人と長いこと話した後は、学校へ。これがけっこう大変でしたねぇ。自転車でしたので。
途中、もう一つ別の後輩のグループにも遭遇したりしながらがんばって走りました。

ということで、この日は色んなことをしました。こういうのも良いですよね。
文化祭前にこんなことしてていいのかって気がしなくもないですが、結果的に、文化祭のために必要なものをいくつも揃えただけの成果は出てるので全くもって問題ないでしょ。