今日は前回とは違う川へ。自転車で10分少々。
今回は砂地の広がる流れのあまりない所。透明度が高く、かなり水が綺麗そう。
前回とは魚類相がかなり変わっていて、捕れたのは主にアブラボテやヨシノボリ類。砂なだけあって、スナヤツメ北方種または南方種もかなり多く捕れました。カマツカ種群なんかも。
アブラボテ、スナヤツメ北方種または南方種
川を歩いていると、前方の水中にカメを発見。
こういう形で見つけるのはなんだか新鮮。二ホンイシガメかな。
せっかくなのでカメの様子を観察。透明度が高いので水中撮影。
しばらくじっとしていましたが、その後動き出し、たまに川の流れに乗りながら結構な速さで移動。
最終的に川岸にたどり着き、息継ぎ。頭を水面から出した途端にこちらの存在にビビり警戒してしまったので、ここで観察終了。
その後別の場所で二回りくらい大きなイシガメも捕れました。
採集を終えた後ヨシノボリ類をよく見てみると、カワヨシと思っていた中に旧トウヨシの様な個体が紛れていることに気づき、さらによく見てみると半分がカワヨシではなくヨシノボリ属の一種(旧トウヨシ)であることが判明。高二の時にしたヨシノボリ類調査研究を思い出しました。
カワヨシノボリ。典型的な♂。
今回はそれほど数が多くなかったですが、まあそんなもんでしょう。
砂が広範囲に広がっていると、砂のどういうところに魚が多くいるのか、いまいち分からないのです。多摩川水系だとそういうところあまりないし、経験値不足。
<確認魚種>
アブラハヤ
アブラボテ
カマツカ種群
ヨシノボリ属の一種(旧トウヨシノボリ)
ヨシノボリ属の一種
スナヤツメ北方種または南方種