今日の午後は、こちらへ引っ越して来てから初めて近所の川に行ってみました。今日も夏日で暑く、川に入りたくてしょうがなかったんです。
近所には何本も川があって、どこが良いのかとかは全く分かっていませんが、とりあえず今日は様子見を兼ねて自転車で家から5分もかからないくらいの手軽な場所へ。
数時間前までは朝5℃以下まで下がるとみられるような場所にいたのでウェーダーを持ってきていましたが、この陽気ならいらんだろってことで川へ。
うん、気持ちいい。丁度いい感じ。
まず網に入ったのは懐かしきタネと呼んでいた虫。しぐれさん、と言うかコマキさんに教えていただいたので覚えてますよ、一応。これは多分キベリマメゲンゴロウってやつでしょう。
とにかくたくさんいました。どの岸辺を漁っても必ず網に何匹も入るくらいに。網目がやや大きかったのでどんどん穴から逃げていましたが、本当に多かったのでもうどうでもいいです。
1匹だけヒメガムシと思われる一回り大きなタネもいました。
その後はウキゴリやアブラハヤなどが捕れ、魚類もいることを確認。
ウキゴリってなんでこんな無駄に大きいんでしょう。
今日は100均で買った新しい容器で撮ったので綺麗な今のうちに沢山撮らねば、ということで写真は多くなりました。夕方の日差しを浴びて魚がみんな黄色みがかってますが。
アブラハヤ頭部
その後もキベリやエビやアメザリやヤゴに混じって魚が入りました。
こちらは多摩川水系よりも多いんですかね、やっぱり。勝手なイメージですが。
そしてブルーギルに混じって
フナも1匹入りました。いいね。
あとは少し意外なところでいくと、スナヤツメ(北方種か南方種)。
アンモシーテス
石の下からはヨシノボリ類。
確認できた個体では全て胸鰭条数が16以下でしたので、カワヨシということになります。
ここまでの魚種を見ればわかるように、この地点は流れが緩やかで水が比較的綺麗な場所なわけです。良い所じゃないですか。カワヨシがほとんど流れがないような所で捕れたのは少しイメージと違いましたが。まぁ移入先の多摩川水系での生態を基準にして考えるのはよくないですね。
じゃあシマドジョウ類とかもいないかなぁ、と軽い気持ちで砂利や砂地をいじっていたところ、
むむっ
二ホンスッポン。
突然のことに結構驚きました。網から放したあとを追ってみると、素早く底を移動したのちに石に紛れて停止。
30分少々で採集は終了。
これだけ手軽なところで採集できることが分かったのでかなりの収穫になりました。
<確認魚種>
アブラハヤ
フナ類(ギンブナ)
ドジョウ種群
ウキゴリ
スナヤツメ北方種または南方種