水生昆虫類採集 11/22

22,23日は帰省しました。

早朝から中央線に乗り、午後に都内へ到着。そのまま川へ行きました。
今回はヒメドロを探してみようということに。そうした一番の理由は金魚網なら荷物が邪魔にならないからですね。
なんか山の方へ行ったら珍しめの種類に会えそうだなーということで山沿いの川へ。あまり時間はなかったので山を登って沢に行くようなことはできませんでした。
 
今回向かったのは、以前採集したことのあるところ。しかしながら、行ってみるとかなり川の様子が違う。つい最近工事されたような跡があり、人工的な流れになっていました。これはちょっとまずいかもしれない。

その予想は的中。全然ヒメドロがいない。元々いないのか工事でいなくなったのかは定かではないですが、あまりに捕れなくて困ったことに。
イメージ 1川のわきに人工物の隙間から水が湧き出たところがあり、こういうところはレアなのがいるのではないかと思い、最後の望みを託して探してみると、いました。
1mm台サイズの小さな個体が3匹。よく見てみると、いつも捕れるヒメツヤとは違って黒い。そしてツヤドロムシ属みたいに翅が明るく縁どられています。
イメージ 2
あとでさらによく見てみた結果、ホソヒメツヤドロムシであろうということに。この前ヒメツヤに混じって少数捕れた種ですね。

こういう水がちょろちょろ流れる岩場のようなところでも捕れるということが分かりました。

時間はないが、移動して中流域の川へ。
ここはあまり流れがないところ。網を入れたらいきなりヒガシシマドジョウ。
イメージ 3
ヒガシシマは今となっては懐かしい響きに思えます。
流れがなさすぎたのか川が汚かったのか知りませんが、ヒメドロは全然捕れない。ひたすら探したら1匹だけツヤドロムシ属を見つけましたが、暗くなるまでやっても結局それだけでした。
暗くなって見えなくなって寒くなって限界に感じたところで終了。


今回はかなり少ない成果。限られた時間のなかで場所を選べなかったからしょうがない。
次の機会があったらもっと色々まわって探してみたい。