20日も川へ。定期的に訪れているところです。
1地点目
工事で単純化されたところですが、来る度に沈水植物が増加しており、それに伴って確認魚種も増えてきているようです。季節の変化によるものなのか生態系の復元によるものなのかがはっきりしませんが。
今回捕れたのは幼魚が多く、ニゴイ、タモロコ、カマツカ、アブラハヤなどが中心。
幼魚ばかりなのでそれほど捕れた気はしなかったものの、種数はかなり多く、工事前の確認種数より多く確認されました。流れが緩やかなので、そういうところを好む種と幼魚の間そういうところにいる種の両方が見られた結果、種数が多くなったのでしょう。
カワヒガイ Sarcocheilichthys variegatus variegatus
カネヒラ Acheilognathus rhombeus
2地点目
ひたすらカナダモの茂る中を漁っていく作業プレイ。と言いつつ魚のいそうなところ狙いですが。
たまに当たりが出れば良いんだけどなあと思いつつやるも、捕れるのはひたすらカマツカとニゴイとタモロコ幼魚。
萎えかけていたところでやっと入ったのはコウライモロコ。この川で見かけたのはこれが2例目。
コウライモロコ Squalidus chankaensis tsuchigae
支流に沢山いるという話もありますが、本流ではなんだかんだ普段見てませんでした。重点的にやってるエリアと分布域がずれてんだろうな。
スゴモロコに見えなくもないですが、あまり深く考えてもよう分からんので、まあ分布的にもコウライモロコということにしております。
カマツカに混じってたまに現れるゼゼラ。やっぱゼゼラは可愛い。
ゼゼラ Biwia zezera
そんな感じで、種数が多く満足な採集でした。
[確認魚種]
スナヤツメ類
フナ類
ヤリタナゴ
アブラボテ
カネヒラ
オイカワ
ヌマムツ
アブラハヤ
カワヒガイ
タモロコ
ゼゼラ
ニゴイ類
コウライモロコ
ニシシマドジョウ
トウカイコガタスジシマドジョウ
ドンコ
ウキゴリ