東山動植物園

今日はサークルで名古屋市千種区にある東山動植物園に行ってきました。

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 正門

約60haの敷地に動物園や植物園、遊園地があり、入場者数は全国で上野に次ぐ多さを誇るらしいです。
ちなみに動物園だけだと32ha。多摩ZOOやズーラシアは50haを超えますが、飼育種数はこれらを上回っています。

今日は梅雨を忘れさせる陽気、すなわち暑い。とにかく暑い。あまり屋外を歩き回るのには向いていませんが、雨よりはマシということにしておきます。

入ってすぐのところにはインドサイやアジアゾウアクシスジカなどが。
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ライオンが普通に草を食べているような動きをしていて、なんだか新鮮な光景

クマ舎にはツキノワグマは居らず、マレーグマやエゾヒグマなどが。
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そういえば先月、マレーグマが壁を登ってしまったのがニュースになっていましたね。

キリンやダチョウを眺めながら木陰のベンチで休憩していたら12時を迎えたので昼食。
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「しぐれ」とだけ書かれていると、何のしぐれ煮なのか、それともコマキなのか、よく分からないですよ。

一旦バラバラになっていたメンバーが昼食時に集まったので、そのまま池のボートに乗ることに。男性陣4人はまとめられスワンボートへ。
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一部船員が鯉鴨亀用エサで相手を攻撃したり、ハトが襲来したり、カメを捕獲したりとかなり盛り上がりました。その分疲れましたが。30分ずっと漕いでいたし。

その後は自然動物館へ。
ここは1階に夜行性動物、2階に両生爬虫類が展示されていました。とにかく展示数が多い。多すぎ。軽く全部見てまわるだけで2時間は要したのではないか。
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そして近くにある世界のメダカ館へ。
ここは日本産淡水魚類やメダカ類、カダヤシ目魚類が展示されている建物。
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入ってすぐの水槽に美しいフナが多数いてよかった。

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メダカメインのくせに、ミナミメダカとキタノメダカのことは全く反映されておらず、ニホンメダカやメダカとしか書かれていませんでした。

日本産淡水魚類は河口から始まって中流域の魚類(オイカワ、カワムツモツゴ、“シマドジョウ”、カマツカボウズハゼ、アユなど)を中心に、他は絶滅危惧種に指定された希少種などが展示されていました。カワヨシノボリやシマヨシノボリ、オオヨシノボリなどのヨシノボリ類が水槽ごとに分けて入れられていて、それなりに頑張っていることは伝わってきました。

それを抜けると世界のメダカやカダヤシ目魚類が超大量に。
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こんなん何が違うんだよって感じに。実は東山の展示種数、個体数の多さには、この建物内の魚類がかなり貢献していると思われます。
でもこれ全部じっくり見ようとは思えず、時間もあまりないのでほぼスルー。見ても分からんし。見るだけの体力は既に残っていない。

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カダヤシ目に混じって一部区画に日淡が。その中に「トウカイコガタスジシマドジョウ」と書かれた展示が。あれ、さっき別の水槽に“シマドジョウ”と書かれた展示があったのに、こちらは何故か新和名が反映されている。
でも、よく見ると展示されていた魚はニシシマドジョウにしか見えない。そんな自信があるわけではないですが、ニシシマドジョウの特徴がよく出た個体のように思えてなりません。
しかも、後から写真を見て気づきましたが亜種小名が間違っている。これじゃサンインじゃないですか。

と、まあ少し急ぎ足で世界のメダカ館を見終え、アメリカゾーンやゴリラを見つつ正門へ。そして今日の見学は終了。

かなり疲れました。まだ見られていない動物がそれなりにいるし、植物園の方は全く見られていないし、また来たいです。入園料500円と、良心的な値段ですし。