奈良旅行9/4~6 大和郡山編

4日から6日までの2泊3日の予定で奈良に来ております。

今日は一日散策の日。

9時頃 JR奈良駅着。
荷物をロッカーに置いてすぐに再び電車に。関西本線(大和路線)で隣の郡山駅へ。そういえば今日初めてJR奈良線というものに京都から乗りましたが、本当は奈良線は木津駅までで、木津と奈良の間は関西本線だったんですね。電車内で某フリー百科事典を読んで知りました。たしかに駅の看板のカラーが違っていたような。
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今回は一人旅ですから、せっかくなんで一人じゃないと行けない・行かない様なところを訪れよう、ということで奈良市の隣、大和郡山市に来たわけです。大和郡山といえば、金魚。でも実際どんな感じで金魚な町なのかは全然知らないので、実際に見てみようということで行った次第です。

郡山駅到着後は、なんとなく近鉄郡山駅の方へ歩いてみました。今回は久しぶりにまともな散策になった気がします。やっぱ行ったことないところをブラブラするのは良いですよね。今日は天気が良かったものの、暑くてえらいことに。最近涼しい日続きだったせいですかね。
今朝出かけるときは濃霧でひんやりしていたのに。今の時期は一日の寒暖差が大きいのがめんどくさい。
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途中にあった外堀緑地公園

駅周辺は昔ながらの狭くて直線でない路地が多く、それなりに高低差もあって、タモリかコマキが喜びそうな感じ。私も好きですけどね。でも交通量が多くてちょっと危なかったです。

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郡山の地図を見ると、普通は見られない、とっても怪しい水域の部分がかなり広がっているんですよね。ここがどうなっているのか見るため、南方面へ。
しばらくは風情のある住宅街。その先に突然現れたのは、池。
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見てみると、金魚が沢山!
様々なサイズ、種類の金魚が各池で飼われていました。
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このように広大に広がる景色、とても新鮮でした。
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これだけ金魚がいると、縁を流れる用水路に逃げ出してたりしないものなのか、と思って水路を覗いてみると、案の定自然色の魚に混じって色のついた魚がいくつも見えました。自然の色をしたフナっぽいのも多く見えたのですが、いろんな品種と交雑して面白いことになってそうです。
水路にはほかに大小様々なウシガエルもたくさん。

養殖池が広がる中に、郡山金魚資料館なる施設があったので行ってみました。
金魚の養殖会社の一つが敷地の一部に1982年に設立した施設で、入館は無料、金魚に関する古書や錦絵、民俗資料や、様々な品種の生体が展示されています。
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江戸時代の資料など、興味深いものも多かったです。

そういえば大和郡山が金魚の主要産地となった経緯は、
・16世紀、日本に金魚渡来
・18世紀、甲斐国から柳澤吉里が郡山藩主として国替りしてきて、金魚が大和郡山
・郡山の下級武士が内職で金魚を養殖
・江戸後期から明治初期に養殖技術が付近の農家に伝わる
・水利の便の良さもあり、大和郡山は金魚の主要産地へ
と、簡単にまとめるとこんな感じみたいです。

見学を終えた後は養殖池ゾーンから北へ向かい、郡山城跡の方面へ。
途中、道の両側に池が見えてきたので少し見てみることに。まず右側。岸に近づくと、コイとカメとハトがどんどん接近。
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人馴れしているんだな。集まってきたところで、何もやらずに左側の池に移動。

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こちらは郡山城跡公園内の池、鰻堀池とのこと。古くから農業用に利用されていたもので、郡山城築城によって堀としても利用されたそうです。
コイが泳いでいるくらいで特に面白みもなく。

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池に面した斜面を登ってしばらく行くと、城跡の敷地内に迷い込みました。現在天守台は補修かなにかで立ち入れないということで、遠目に眺めながら敷地外へ。
ちょっと歩いて近鉄郡山駅に到着したところで大和郡山の旅は終了。

時刻は11時過ぎ。かなりの空腹だったこともあって、先を急ぐことに。ここからは近鉄に二駅乗って奈良市内へ向かいました。

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駅手前の踏切にて。3本分も待たされました。このあたりで少しずつ足に疲れを感じてきていましたが、まあ平気だろうと甘く見ていたがためにこの先苦労することになったんでしょう……。

つづく