魚・水生昆虫採集 05/19

今日は午後の授業がなかったので138と川へ。晴れて暑かったので今日も川日和でした。


1地点目
それなりの水量で草も多いが、ひたすらカワヨシとアブラハヤばかり。あとカワムツの未成魚がいたかなってくらい。想像以上に魚種が少なく、なんだかなって感じ。
138はヒメドロを探していたので、ふと採集を終えた後網を見てみたらツヤドロムシ属がついてました。
新たに購入した網目1ミリの網で採集するようになってから初めてヒメドロが網についているのを確認しました。この網目の細かさなら金魚網に持ち替えなくても採れる。いいですね。
この後ヨコミゾやナガアシとみられる個体も採れました。

カワヨシノボリ Rhinogobius flumineus
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2地点目
こちらは河川工事があったために初めから成果には期待していないところ。
先月よりも水草(と言ってもカナダモですが)が増加し、見られる魚類の種類・個体数ともに増加していました。
増水で流れてきたのか、魚自身が移動してきたのか、よく分かりませんが定着している魚が増えているのは良い傾向です。

アブラボテ属2種のほか、ドンコ、ミナミメダカ、トウカイコガタスジシマドジョウ、ウキゴリといった流れ緩やか系が主に見られました。
工事前ほどの種数ではないものの、今の川の環境に適した魚類を中心に確認することができました。

ヤリタナゴ、カワヨシノボリ、ドンコ、アブラハヤ、アブラボテ
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流れがあまりなく泥っぽい岸辺を探していたところ、網にモンキマメゲンゴロウが。こんなところにいるんだと思いつつ網を覗いたところ、泥の中からもう1匹ゲンゴロウが。でもなんかさっきの個体より小さい。横にいた138に見せると、セスジゲンゴロウの類だと言います。この川はそもそもモンキやキベリすら普段採れない川なのに、こんなのいるんですね。私も138も初めて見ました。
ラニシセスジゲンゴロウ Copelatus teranishii
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その後、チビゲンゴロウやこの川で初のムナビロツヤドロムシ、ゴマフガムシ属?、カタビロアメンボの類など、色々見つけました。やっぱ網目1ミリ良いですね。魚と同時進行で数ミリの虫もとらえられるのは素晴らしい。
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そんな感じで、思ってた以上に良い成果が得られ、138と共に満足な採集でした。

[確認魚種]
ヤリタナゴ
アブラボテ
イカ
アブラハヤ
タモロコ
ドジョウ
トウカイコガタスジシマドジョウ
ミナミメダカ
ドンコ
ウキゴリ
ほか