種子島2 ―リアルロケットがある種子島のばあい
6日
この日や次の日はあまり天気が良くなさそうな予報でしたので、先に観光でもしておこうかということで目的地へ。
ではここで種子島について紹介。
鹿児島県本土最南端、大隅半島の佐多岬から南方約43kmの洋上にあり、長さ約58km、最大幅約12kmの細長い島です。島内の最高地点は282mと、隣の屋久島とは対照的な地形をしています。島にはいたるところにサーフポイントが点在し、「サーフィンの聖地」とも呼ばれています。ポルトガル人による鉄砲伝来の地、また「種子島宇宙センター」があることから宇宙の旅への玄関口として知られています。
種子島には北から順に西之表市、中種子町、南種子町の3市町があります。島を南北に通っている道路には国道58号線(地図中で色の濃い道路)や県道75号線(東海岸)などがあります。おや、奄美でよく利用していた通称ゴーヤも国道58号じゃなかったっけ。調べてみると、国道58号線は鹿児島の本土から種子島や奄美大島を経由して沖縄本島まで走っているとのこと。へぇ、って感じ。
島内で市街地と呼べるのは、西之表、中種子、南種子の各役場周辺地区でしょう。上記の説明にもある通り、種子島は屋久島や奄美大島なんかに比べるとかなり高低差が小さく、ひたすら小高い丘が続いているようなイメージです。そしてひたすらサトウキビ畑が広がってました。
さて、6日の話に戻します。
まず驚いたのが宇宙センターの敷地の広さ。知らんうちに走っていた道路が敷地内に入ってました。
宇宙科学技術館に到着し、とりあえず中へ。
今回は事前に少しロケットに関して予習していったので、非常に展示が面白かったです。多分事前知識ゼロで行ってたらそこまで楽しめなかったんじゃないかと。
そして予約制のバスツアー。まずロケットの丘展望所へ。
大型ロケット発射場をよく眺められる場所です。左の白い施設が大型ロケット組立て棟、そして右側の鉄塔が並んでいるのが発射場。そのうち右が第1射点、左が第2射点。
その後バスは大崎第一事務所へ。ここにはH-Ⅱロケット7号機の実物が展示されてます。色々あって打ち上げられなかった機体が保管されているようです。
まあ色々ありますが、細かいことは書いているときりがないので、次。総合指令棟。最後の見学地。
なんか改二さんはずっと指令棟内にいたハエトリを観察してました。
そんな感じでツアーは以上。参加できて良かった。
その後、昼飯を求めて辺りをさまようも、入りたい店が無い。
少し海辺の水溜りで採集しつつ、南種子市街地へ。ちなみに水溜りには様々な数ミリのガムシかなにかや、イセゴイ幼魚などが。初めて見ました。
イセゴイ Megalops cyprinoides
最終的に辿り着いたのはファミリーマート南種子店。時刻は16時前でしたが、昼食購入。
近くの公園へ。
宇宙ヶ丘公園
ここはロケット打ち上げの際に見学できるスポットのひとつ。発射当日は宇宙センターに近づけませんから、こういうちょっと離れてて展望できる場所に人が押し寄せるんでしょうね。
天皇陛下のお詠みになった歌が碑になっていました。
この碑洒落てていいですね。
ちなみに公園の池にはカダヤシが多数泳いでいました。
公園で昼食を済ませた後は、宿泊地へ向かいつつ、入れそうな川を探しました。すると川ではないですが良い感じの湿地があったので、採集。
ガムシ。
でけえ。いつも見てるヒメガムシとかコガムシとか比にならないサイズ。でかい。
ここへきて懸念していた雨がやっと降り出したので、採集を終えていったん宿泊するバンガローへ。
夕飯は中種子で食べようということになりましたが、事前に調べていた店がやっていなかったりして、最終的にお好み焼きさこうへ。
こんな感じでなんだか充実感たっぷりな6日でした。
その他この日見かけたものとして印象的だったのが、オオジョロウグモ。
続く
6日まとめMAP