種子島3 ―あっぽ~らんど

7日

未明に島の中~南部で数十ミリの雨が降ったようなので、降水量の少なかったとみられる北部へ。
この日の午前は台風13号種子島の近海を通過。
・台風経路図気象庁HPより。一部加工。)
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ということで午前中を中心に雨や風、波に少しは振り回されるのかなあと心配しつつも西之表市街へ。台風の取り巻きとみられる小さな雨雲が停滞気味に島北部にかかっていたため、ファミマで飯を買ったあとは施設見学でもしようか、という話にもなってましたが、車を走らせているうちになんとなく市街地から離れていく…。
そして目に入った案内看板「あっぽ~らんど」。
なんだそれ、めっちゃ気になる。吸い寄せられるように看板の差す方向へ車は向かい、どんどん内陸へ進んでいって辿り着いたのは

まさしくあっぽ~らんど。
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この頃には雨も上がり、完全に天気回復。台風が思ってた通りしょぼくて、大した影響は出ませんでした。結局雨が朝まで降ってただけ。経路図を見ても、実際より種子島を避けるように少し曲がって通っていったようなので、全然影響なかったんでしょうね。小型な台風でよかった。

さて、あっぽ~らんどの少し濡れた遊具に触れたりもしましたが、これといってすることもないので移動。意外とあっぽ~らんどは広いようで、どこからどこまでがあっぽ~らんどなのかもよく分からない。

気付けばあっぽ~らんどを抜けて「いこいの森」なるエリアまで来ておりました。
池があるようなので、少し散策することに。
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池にはコイが何匹か泳いでいました。そのほか、水面にはミズスマシが多数。いつも川で見ている流水性のオナガ的なやつとは違って止水にいるのって見たことなかったので新鮮でした。

晴れたので普通に川行こう、ってことでついに種子島来てから初のまともな川。なんだかんだここまで止水ばかりでした。
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クロヨシやヒラヨシ、ボウズハゼがいたほか、キボシケシゲンゴロウや今回狙いのメインであったヤクハバビロドロムシなんかも採れました。

クロヨシノボリ 屋久島以北集団 Rhinogobius brunneus
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最初捕った時はよく見ずにみんなヒラヨシだと思い、いややっぱこれクロヨシだろってその日のうちに訂正し、改めて写真を見返したら両方捕れてたことが分かりました。

ボウズハゼ Sicyopterus japonicus
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キボシケシゲンゴロウ Nipponhydrus flavomaculatus かわいい
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ヤクハバビロドロムシ Dryopomorphus yaku
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さて、早くも狙いが捕れてしまい、満足。
まあ観光しようということで、南種子町にある千座(ちくら)の岩屋なるところへ。時間的に干潮に近かったので、海へ行こうと思ったため。

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千座の岩屋は、太平洋の荒波が長年に渡り造りだした海食洞窟で、干潮時には洞窟の中へ入ることができます。洞窟の中はいくつかに枝分かれしており1,000人もの人が座れるほどの広さがあるという意味から「千座の岩屋」と名付けられました。洞窟の中から沖合に眺める青い海と空と自然が作り上げた数々の奇岩のコントラストは幻想的な雰囲気が感じられます。 (案内看板より)
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思ったよりも中が広く、驚きました。千座の名がついているだけあります。

駿と直哉ラブラブ。
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け、決してもともと書いてあったのをシュンに書き換えたとかではないですよ、たぶん、ええ。

洞窟を見た後は、近くの海へ。
川の河口で少し泳いだり、遠浅の海をひたすら沖まで歩いていって波を受けたり。
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台風が近づいていたとは一切思えない、この波の穏やかさ。

中種子のいつ味食堂で夕飯を食べ、ドラッグストアモリで食料を調達し、この日は終了。


つづく
7日まとめMAP
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