合宿 4/28~30

28日夜から30日にかけて、サークルの合宿へ。年三回行っている演習林合宿の一つめ。


○28日・星空へ架かる桜
道を間違え、気づけば聖地・飛驒一之宮に来ていた。ちょうど見ごろという噂を聞いていた名所へ。

臥龍桜。
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JR飛驒一之宮駅の裏手にある国の天然記念物。樹形が龍の臥した姿に似ていることから名付けられたという。樹齢1100年余りの日本を代表する江戸彼岸桜の大樹。(案内看板参考)
寒い。

○29日・俺たちに背嚢はない
138と山の中へ。私の狙いはサンショウウオ成体。ここへ来るのも3年目ですが、今まで狙ったことがなく、毎回みるのは幼生だけでした。
今の時季狙えるようなので、今回初挑戦。

さて、源流部を目指したわけですが、初めに向かった手軽そうな沢にはサンショウウオはおろかヒメドロもいない。甘えは許されないということか…。
ということでこの沢を登り、水が途絶えた先の急斜面を無理やり上り、色々掻き分け、けっこう頑張った結果尾根の道へ到達。もっと本流っぽい沢の最源流へ。
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なお、初めの沢の入口にリュックをはじめとした装備を2人とも置いていったため、手元にあるのは網程度。どうして戻らずに進んできてしまったのでしょう。

モンキマメゲンゴロウ属。
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138が採ろうとしていたコクロマメゲンゴロウだったのかどうかは私にはよく分かりません。

さて、ひたすら石や倒木の裏を探していくと、なんといました。
ハコネサンショウウオ Onychodactylus japonicus
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無理したかいがありました。
今まで小型サンショウウオの成体をまともに探した経験は奥多摩の方でヒダサン成体をメイプルさんと探したくらいしか記憶にないわけで、とても嬉しい。

計3個体見つけ(うち一番大きかった1個体は気付いたらいなくなってた)満足。
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斜面を登って石を動かすという慣れない動作のせいでかなり腕や脚に負荷がかかってつらい、というか喉の渇きや空腹がひどい。雲行きも怪しくなってきつつあったので、急いで荷物を置いていった最初の場所へ。

お腹を満たしつつ下山し、ふもとを散歩し、鑑賞会は半分スルーして、スパイラル就寝。

○30日・鮎と138とあゆレディーと。
帰りの日。郡上八幡を散策する138車に乗車。

途中、オオサンショウウオが潜んでいないか探すも、見つからず。
代わりにいた二ホンイシガメ Mauremys japonica
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吉田川
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どこかの施設にあった魚紹介。地方名を併記してくれているの、いいですね。
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いがわ小径
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民家の間を流れる島谷用水には、アマゴやコイなどが。
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アユを持つ138と謎のあゆレディー
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