サンショウウオ観察 12/16

試験後の16日、西多摩のほうへサンショウウオ観察に行ってきました。
もう山に登ってサンショウウオを探すのは高校生活ではこれで最後かな?という感じです。なのでまぁ悔いなく楽しめればいいなという気で行きました。

この日はいい天気だったんですが、冬型の気圧配置がちょうど強まったときにあたっていたため、ひたすら風が強かったです。風がなければ特に問題なかったんでしょうけど、この日はとにかく寒かったです。
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もう木々の葉は完全に散り、落ち葉の堆積がすごかったです。まだ雪はありませんが、沢の水があちらこちらで氷を作っていて、金魚網もすぐ凍って固まるくらいに寒かったです。後輩の持っていた温度計では気温3℃でした。
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沢にも落ち葉が大量にあって、こんなんで見つかるのかよって感じでしたが、とりあえずその辺の落ち葉をめくってみたら早速ヒダサンショウウオ幼生が登場。
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今の時期は落ち葉の隙間の水面に近いところにいるようです。その後も何匹も見つかりましたが、まぁそれを網に入れるのはまた別の話ですよ。まず水が尋常じゃない冷たさで浸けていられないですからね。私は基本的に枝で葉をめくってましたが。

幼生だけでなく、成体も探そうということでいましたが、一人の後輩にそれはやってもらって、私と他の後輩らはのんびり落ち葉を漁って幼生を探してました。

しばらくして成体を探していた後輩がその辺を歩いていた成体を発見。なんだ、石をめくりまくる重労働しなくてもいるのか。
いやぁ、成体も見られてよかったです。
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大体目的は果たせましたし、楽しく、充実してたので満足です。
サンショウウオは両生類なので部での班の所属からすると専門外ですが、なんだかんだ魚類以外で特に好きな生物の一つだったりします。なんでしょうね、部の採集で何回か源流まで登ったりしているうちに興味が湧いたんですかね。
近所の丘陵で当てもなくトウキョウサンショウウオを探し回ったりもしましたしね。あれで卵嚢見つけた時のことは今でも忘れません。

またいつか行きたいものです。