多摩川水系魚類採集 12/17

17日は部で多摩川水系に行って参りました。

私は個人研究でやってるヨシノボリ類の調査・記録も兼ねてました。
ちょうどこの日が今季のウェーダーデビュー。前日のサンショウウオ観察の時に水は冷たいという強い印象を持ったのでサンダルで入る気にはもうなれません。
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川は魚影も濃く、網にも結構入りました。採集自体久しぶりな気もしますが、けっこう調子良かったと思います。
前日行った沢のサンショウウオはあの水温のくせして動きがよかったわけですが、多摩川の魚たちはだんだん動きが鈍くなってきているように感じます。動きが鈍くなったなぁというのを感じたのは、しばらく採集してなかったのもあるかもしれません。
 
泳いでいるのは主にオイカワ。網に入るのもオイカワが多めでした。他の魚はあまり印象に残ってない位ですが、カワムツ、タモロコ、アブラハヤ、ムギツク、アカザ、カジカ大卵型といった辺りが主にいたんじゃないですかね。
 
肝心のヨシノボリ類はというと、部員のを合わせたら30匹近くは捕れたようで、最終後はひたすら記録をとりました。
これがまた時間を要するもので、後輩にも少し協力してもらったりもしました。
今回ヨシノボリ類の記録をひたすらやってたせいで、他の魚の写真が一切なかったりもするんですよね。
なのでまぁ色々なヨシノボリ類写真でも貼っときます。
 
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ひたすらカワヨシノボリでしたが、唯一、下の個体だけトウヨシでした。
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トウヨシノボリ
 
これで詳細な記録を残したのは3地点目なのですが、ここへきてカワヨシノボリの♂♀がよく分からんことになってきました。冷静になって思い返してみると、今まで自分は特に確証があるわけでもなくなんとなく直感で雌雄を判別してきた経緯があります。
もちろん雌雄で外部形態に違いがあることは一般に知られてますが、なんかアレっていう。
これ9割方♂じゃね?みたいな。いやそんなことないだろ、じゃあこれは♀なのか?いやこれもう分かんねえな。って言う感じで、やべーっていう。
 
ちょっと時間を置いてまた見れば整理がつくかな、ということでまぁこのことはいったん忘れようと思います。