合宿 10/9~11

金曜夜からサークルの合宿に行ってまいりました。今回で3回目。

今回は参加者が男だけだったので全体的にゲスい感じになっておりました。

1日目
今まで通り、夜集合して夕飯を食べつつひたすらドライブ。23時頃現地到着。
2時過ぎまで変な話で盛り上がったりして、就寝。

2日目
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午前中は、沢で色んな虫を捕りたいという同輩の意向に沿って山を登りながら沢で生物を探しました。
彼が狙っていたのは体長が1,2ミリのヒメドロムシの類。小さすぎて情報があまりないようで、どんなところを探せばよいのかいまいち掴めていませんが、手当たり次第捕れそうなところを巡りながら登っていくことに。

この日は天気も良く、朝は木漏れ日が綺麗でした。
きらめく木漏れ日があかねには染まっていなかったので涙の記憶は絆には変わりません。

彼はこの夏季休暇をかけて完全に堕ちてしまった人なので、山登り中はずっと曲を流してノリノリでしたね。一応クマよけ目的だったらしいですが。

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はじめに探した沢は、本流でまだ水も多いということで、捕れたのはハコネサンショウウオ幼生くらい。
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ハコネサンショウウオ 大・中・小

その後は本流に流れ込む沢を中心に、3,4か所まわりました。
狙っていたヒメドロムシの仲間と思われる個体は各所で捕ることに成功。一応私も1匹捕れました。
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捕れたというよりは、網に張り付いた粒の中から見つけ出せたと言った方がよいかもしれません。今回多く見つかったのは2ミリ程度。小さすぎて発見するのは容易ではない。

彼が今までのと違って茶色い種を見つけた時は、さかなクンさんみたいな声を上げて喜んでいました。きんモザのおかげだわなどとよく分からないことも言ってました。
他にも1ミリあるか分からない様な小さい種類も見つけたりして、とても順調。

あとはどの場所でも数ミリのガムシの仲間が多数見られました。これも複数種いました。ただの個体差だったらしい

途中からはサンダルで移動・採集してましたが、その格好で沢登りをするのは少々無理がありました。終盤は林道をそれて急斜面を登ったため。
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最後に向かったところは最源流に近く水量も少なめ。
ここでもヒメドロムシやガムシの仲間が捕れましたが、加えてマメゲンゴロウの仲間も捕れ、とても彼は喜んでいました。

こんな感じで彼が狙っていたものは大体捕ることもでき、かなり上出来の内容。午前はこれで終了。

昼食。

午後はすることがなかったのでなんとなくサンショウウオを探すことに。
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それなりに水量のあるところですが、流れの穏やかなところの石をどかすと何匹もいました。でもやはり網に入れるのは大変。
採集中にどこかに置いておいた金魚網を一つ紛失してしまい、それを探そうとしていたころには曇って暗くなってきたので、帰ることに。
ハコネサンショウウオの幼生を数匹捕った程度で終えました。

火遊びして、日帰り温泉施設に行ったのちに夕食。先輩が持ってきたイノシシ肉が美味しかった。
この日は食後のお話は日付が変わる頃に終えてさっさと就寝。

3日目
夜から雨が降りだし、朝も断続的に降っていました。3日目は近くの滝を散策しながら帰る案が出ていましたが、天気が悪かったのでどの車も直帰。連休中日だったり祭りが開かれていたりで渋滞に巻き込まれつつ、昼過ぎには帰ってきました。
なんか脚やその付け根が筋肉痛で辛い。


今回はミリ単位の虫を主に見てきました。同定はこれからでしょうが、あれだけ小さいと種を特定するのは容易ではないでしょうね。♂の交接器が云々とか言われても困るでしょう。