魚類採集 04/05

5日は138と川へ行ってきました。

春になって新たな種類のヒメドロ、ドロムシが出ているかもしれないということで、私も行きました。ただ、今回は私は魚類のみの採集です。

今回は本土において今年初のサンダル採集をしてみました。そんなに寒くなかったのでこれでサンダル解禁とし、ウェーダー採集シーズンは基本的に終了ということになりそうです。寒い地域やウェーダー必須の場所に行ったら使いますけどね。

イメージ 1カワヨシばかりであまり魚捕れないなあと思ってたらイシガメが川の中を歩いているのを発見。少し水中撮影。
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あんま綺麗に撮れませんでした。

採集再開。ちょい深くて淀んだところで大量にイトモロコが捕れたあとは、アブラハヤやヤリタナゴなど、いつもの種類が捕れるように。今まで採集個体数はボテ>ヤリが普通だったのですが、なぜか今回はヤリの方が明らかに多く捕れました。気になります。

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ゼゼラ Biwia zezera
久々に見ました。それなりのサイズ。かわいい。

魚を綺麗に、より自然に撮るにはやはり水中撮影。でも水中撮影でちゃんと撮れる魚種はヨシノボリ類などのハゼ系、シマドジョウ類、コイ科魚類幼魚などにどうしても限られてしまいます。
そうしたらやらせ水中撮影をするしかない。従来のやらせは採集した個体を浅瀬に放してじっとしているところを撮るという手法でしたが、それでも出来る種類は限られてしまう。
ということで、今回は試作版やらせ水中撮影スタジオを設営して撮影に挑戦。なんでわざわざやったかというと、いい感じの自然な感じの写真が必要だったからです。今回川に来た理由の一つだったりします。
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カワヨシノボリ Rhinogobius flumineus 綺麗な個体。

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アブラボテ、ヤリタナゴ、イトモロコ
左のアブラボテは産卵管が伸びてました。真ん中のヤリタナゴは追星を確認できます。
産卵期が訪れたなあと感じさせる姿をした魚が多数見られ、もう春だと実感。

即席で試しに環境を整えてやったにしてはけっこう良い感じに撮影できました。今後改良を加えればかなりいい感じにやらせ水中撮影写真が撮れるんじゃないですかね。

今年度は定点調査を毎月やっていく予定です。今回のは違うんですけどね。ちゃんと計画的にやらんとな。

[確認魚種]
ヤリタナゴ
アブラボテ
アブラハヤ
タカハヤ
タモロコ
ゼゼラ
イトモロコ