住宅火災で男性死亡 妻が火をつけたか ―東京・日野

住宅火災で男性死亡 妻が火をつけたか

7月4日 17時10分 NHK
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3日夜、東京・日野市の住宅で火事があり、この家に住む会社員の男性が全身にやけどを負って死亡しました。この火事のあと病院に搬送された男性の妻が「夫から暴力を振るわれたので寝室に火をつけた」と話しているということで、警視庁は、詳しいいきさつを調べています。
3日午後7時40分ごろ、東京・日野市新町の会社員、河西広之さん(45)の住宅で2階の寝室が焼ける火事があり、河西さんは病院に搬送されましたが全身にやけどを負っていて、4日、死亡が確認されました。
この火事のあと、河西さんの妻が現場近くのコンビニエンスストアのトイレの中で手首などを切るけがをしているのが見つかり、病院に搬送されました。妻は駆けつけた警察官に対し、「夫から暴力を振るわれて死ねと言われたので、寝室に油をまいてライターで火をつけた」と話したということです。
警視庁は、妻が自宅に火をつけたあと自殺を図ろうとしたとみて調べていて、妻のけがの回復を待って詳しいいきさつや当時の状況などを聴くことにしています。
 
妻が自宅放火後、自殺図る? 「夫から暴力」と事前相談 夫は火傷で死亡 東京・日野
産経新聞 7月4日(月)16時14分配信
 3日夜、東京都日野市新町の会社員、河西(かわにし)広之さん(45)宅で火事があり、河西さんが病院に搬送されたが4日に死亡が確認された。出火直後に同居するフィリピン国籍の妻(45)が、近くのコンビニで手首を切っているのが見つかり、警視庁日野署は妻が自宅を放火後、自殺を図った可能性があるとみて、経緯を調べる。
 火災は3日午後7時半ごろ発生。帰宅した高校生の長女(15)が「煙がすごい。お父さんが倒れている」などと110番通報した。2階建て住宅2階の寝室などが焼け、同署員が1階の居間で河西さんを発見。河西さんは全身にやけどを負い、4日に死亡が確認された。やけど以外に目立った外傷はなかった。
 出火直後の3日午後9時ごろには、近くのコンビニの店員から「女性がトイレに入ったまま出てこない。中から血が流れ出てきている」と110番通報があった。トイレ内にいた妻は搬送される際、救急車に同乗した同署員に「寝室にオイルをまき、ライターで火をつけた」などと話したという。左手首を切っていたが、命に別条はない。
 同署によると、妻は昨年11月、「夫から殴られた。注意してほしい」と同署に相談。同署は河西さんを呼び出し、警告していた。以降も複数回、妻から「暴力が続いている」と連絡があったが、今年1月に署員が電話をしたときには「もう心配ない」などと話したという。
 同署は、ドメスティックバイオレンス(DV)事案などを管轄する警視庁本部の組織に相談内容などを報告しており、当時の対応などについても調べる方針。
 
ヤケドで夫死亡 妻“オイルまき燃やした”
日本テレビ系(NNN) 7月4日(月)16時15分配信
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 3日夜、東京・日野市の住宅で男性が全身にヤケドを負って死亡した。男性の妻が「オイルをまいてライターで燃やした」などと話しており、警視庁は妻から詳しく話を聞くことにしている。
 警視庁によると、3日午後8時前、日野市新町の住宅で、この家に住む河西広之さん(45)が倒れているのを帰宅した長女(15)が発見した。河西さんは全身にヤケドを負っており、搬送先の病院で死亡した。
 出火後、河西さんのフィリピン人の妻(45)が近くのコンビニエンスストアのトイレで手首をハサミで切り、搬送される際に「夫の寝室のフローリングにオイルをまいてライターで燃やした」と話したという。妻は去年11月に河西さんからの暴力を警察署に相談していて、警視庁が河西さんに口頭で警告していたという。
 警視庁は妻の回復を待って詳しく事情を聞く方針。