素晴らしき山々 8/1~2

8月1日
改二氏、都からやってきたコム氏と駅で合流、300kmの旅。

車、リフトである程度登ったのちに山頂まで登山……の予定が、昼頃から出現した雷雲により、我々の行く手は阻まれる。


そして舞台はなぜか雨に濡れた藪。
イメージ 1
これは遠くて濡れ濡れな悪い夢の再来か。悪い夢から覚めないことはなくても、見なくなるわけではないのです。
水溜まりにゲンゴロウ、ガムシの類いがいた程度。脱出して次の夢へ。

辿り着いたのは川。
イメージ 2
採れたのはツヤヒメドロムシのみ。そして降り出す雨。

強まる雨。何もできない。
カーナビを頼りに日帰り温泉を探すも、案内されたのは空き地。
Googleさんを頼ることにより、猛烈な雨の中なんとか目的地に到着。
これでもかってくらいに風呂を満喫し、ほぼ雨が止むまで時間を潰す。水滴を浴びながらややぬるめの湯に浸かるってのもいいものです。

夜、コム君の案内で見たヒカリゴケ。
イメージ 3
この日初めてまともなものを見られたって感じ。サークル内でお馴染みとなったクガビルもおりました。

蚊を集めるトラップ(一般にテントと呼ぶよう)の中で一夜を過ごす。こんなん寝られるわけない。

2日
半日以上遅れてリフトの上へ。
イメージ 4
なんだか白いですが、だんだん晴れてきて、すっきりとまではいかなくても登るのには問題ない天気に。結局ガスったり晴れたりを繰り返してました。

イメージ 5
道はそれほど傾斜もきつくなく歩きやすく、開けている所がほとんどだったこともあって沿道には想像以上に花が多かったです。
植物の説明板があって、とても勉強になる。いかにも固有種って感じの高山植物もかなりあるようでした。
ハッポウウスユキソウ
イメージ 6
われもこもこ
イメージ 8

八方池には、クロサンショウウオが大量。初めて野生個体を見ました。
イメージ 9
イメージ 10

手元の温度計によると、だいたい気温は15~20℃くらい。夏の高山はとてもよいものでした。
イメージ 11
まあなんだかんだで一番天気が良かったのは帰りのリフトの時でしょうかね。
イメージ 12

新装開店の店で昼食をとり、帰宅の途につく。と思いきや、東海地方平野部では一部で大雨になったようで、電車が一部運休。
コムは帰宅することができず、旅は終わらないのでした。

つづく